スキージャンプの話
・楡井明 スキージャンパー
遠縁の藤村に引き取られ
本格的にジャンプを始める
(最初に殺される人)
・杉江泰介 スキー監督
・杉江翔 スキージャンパー 泰介の息子
・杉江夕子 泰介の娘 翔の姉
・沢木亮太 楡井の後輩ジャンパー
・峰岸 楡井のスキーコーチ →犯人
峰岸宛に誰かから
「犯人は自首しろ」
という手紙がくる
犯人はわかっているけれど
動機や殺害方法は
わからないまま話が進んでいく
最後半...
犯人の殺害動機が..
わからなくもないけれど...
登場人物に
あまりまともな人がいないというか..
感情の一部が欠落しているというか..
歪んでいるというか..
救われる終わり方ではなかった
楡井 →世話になった人を深く考えず裏切る
夕子 →ハニトラを結果的に引き受け
突発的に殺してしまう
泰介 →自分のエゴの為には
家族の犠牲も厭わない
峰岸 →自分の大切なもの
費やした時間が
コモディティ化してしまう事に
耐えられなかったのか..唯一
少しわかる..普通は殺さないけれど..
小説の話だけれども...
トップアスリートや
スポーツで勝ち続けている人って
多かれ少なかれ..
楡井や杉江監督みたいに
空気読めなかったり
人の気持ちに鈍感なのかな..
じゃないと人押しのけて
自分だけ勝てないよな..
とか思った...自分の思いに貪欲だ