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占星術殺人事件

占星術殺人事件

島田荘司

講談社

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作品紹介、あらすじ

怪事件は、ひとりの画家の遺書から始まった。その内容は、6人の処女から肉体各部をとり、星座に合わせて新しい人体を合成する、というもの。画家は密室で殺された。そして1カ月後には、6人の若い女性が行方不明のあげくバラバラ死体となって…。奇想天外の構想、トリックで名探偵御手洗潔をデビューさせた、衝撃的傑作。

感想やレビュー

1987年発行 1979年 御手洗(西洋占星術師.ホームズ)と 石岡(ワトソン)が 四十年以上前の「梅沢家.占星術殺人事件」の 真相解明を依頼され犯人を見つけ出す 御手洗は変人中の最上級クラスの人で (半狂人の友達と文中に書かれている) 謎を解いた時の覚醒は "おーっ”となって 読んでいてとても面白かった 長い事件の考察や調査 見当違いの推理から 犯人の謎解きに入ったあたりからは 格段にワクワクして..読むのが楽しかった 猟奇事件の犯人と対面した時の 茶屋での突然の大雨 (大声でなければ会話もできない程の)や 春雷..閃光..なんかの場面は 凄く綺麗に感じた 猟奇的バラバラ殺人事件なので ..映像で見たら気持ち悪く感じると思うけれど 活字で最初から "猟奇殺人事件”とわかっているので グロいものが苦手でも 安心して読めた 作者から読者への 挑戦状も文中に出てきて 面白かった

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