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分冊文庫版 姑獲鳥の夏(下)

分冊文庫版 姑獲鳥の夏(下)

京極 夏彦/笠井 潔

講談社

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作品紹介、あらすじ

「私をーたすけてください」。古本屋京極堂にして陰陽師の中禅寺秋彦が刑事の木場、探偵である榎木津を前にして解き明かす久遠寺家の「血」。呪われた真相は卑劣漢・内藤を恐怖のどん底へと叩き込み、文士・関口の自我を根底から揺るがす。そして京極堂はいう。「この世には不思議なことなど何もないのだよ」。

感想やレビュー

初作家さん 憑物とか出てくる話 アニメとかになっているのだろうか? 半分過ぎたあたりから チェンソーマンや呪術廻戦の イメージで読み進めた 登場人物の名前も時代にあっていて 凄く好きな雰囲気だった まずカタカナ名前より覚えやすい (翻訳物読んだ後だったので  気持ちいいくらい言葉が頭に入る) この本は大分読み進めないと どういう話かわからなかったけれど 陰陽師という言葉が出たあたりから 少しわかり出す 前半はかなり長い 説明というか..解釈..が書いてあるので 間をあけて読み進めた 「この本は自分の頭の中では ほぼアニメだった」 後半  盛り上がりが期待していたものと 違う方向だった(凄く盛り上がるけれど) 小説の中の話なので 現実的な答え合わせの..説明.. ちょっと白けるというか.. 妖怪的なものが外側にいて 退治する的な方が好みなので ..仮想現実..脳のアクセス..なのか と思った 凄く推されてる本で.. 好みの人には申し訳なく感じるけれど 「梗子や牧朗..久遠寺家の人たちの   メンタルや行動..どうかしてる..」 狂人てことなんですね 楽しみにしていた 話題のイリュージョン 観に行ってネタバレ聞いたような 気持ちになった 久遠寺家の人達の訳のわからなさ 気持ち悪いというか.. グロいし..近づきたくない.. 気持ちになった 1994年刊行 解説に 賛否両論の大旋風巻き起こした とあるけれど 自分はどちらかというと 賛否の"否"の方でした

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