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眼球堂の殺人 〜The Book〜

眼球堂の殺人 〜The Book〜

周木 律

講談社

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作品紹介、あらすじ

神の書、“The Book”を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人が記者・陸奥藍子と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬の巨大にして奇怪な邸宅“眼球堂”だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館。メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!

感想やレビュー

本屋で購入 眼球という異質な建物で起こる事件。閉じこめられた建物で次々と殺害されていく、まさにクローズドサークル。読み進めては図面を確認する、という想像をしにくい建物。 全般的に主人公が数学者の為、難しい用語が出てくるが、そこはスルーしながら読んでいった。かなり大がかりで大胆なトリックは、斬新で普通では考えにくい、建築家ならではのもの。ラストに犯罪の全貌がわかった時は圧巻!やはりどんでん返しは面白い👍

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2013年刊行 メフィスト賞を受賞した小説 建物 館 がでてくる小説が 自分の流行りのだったので.. この眼球堂という建物は とても面白い建物だと思った 実際に建てられていたら凄いと思う.. (絶対に無理だと思うけれど) 殺人が起きて犯人を見つける (クローズドサークル) ルパンの「カリオストロの城」みたいな 塔が沈んで街が出てきたりして.. と途中で考えたけれど.. 当たらずも遠からず..だった あちこちに読んだことがあるような 流れを感じた 主人公の 十和田と 藍子の 倫理観や思考みたいなもの.. が自分とかなり違っていたので 最後の方は..あまり没頭..共感できなかった (被害者の南部先生の遺体を 重しがわりにしたり.. 学問に(〜学)優劣をつけて勝った負けた..等) メフィスト賞はこういう感じの小説が 選ばれる"賞“なんだと理解した 眼球堂は面白い建物だけれど.. (理系ミステリーとか クローズドサークルとかの関係ではなく) あまり好みではなかった 主人公等に共感できたり 凄く魅力を感じたら 少し違和感ある設定やトリックでも 受け入れられるけれど..

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