ラミラミ2202.10さんの感想、レビュー
ラミラミ2202.10
⭐️⭐️⭐️ 出てくる物語の主人公たちが かなりの割合で犯罪者だった (このシリーズはこの後 借りるかもしれないけれど 買いはしないと思う)
青柳碧人
双葉社
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題名の通り 教養としての東洋哲学〜 の入口のような内容 ブッダから始まり 6人(架空かもしれない含む) の生涯と教えを 古い順に書いてある本 何となく 知っているエピソードから 知らなかったエピソードまで 著者の砕けた言葉で解説.. 章の最後に 自分の経験や思いとを 教えに当てはめて こういう事では..?...という 解釈が書かれている この本の中では 親鸞の話が読みたくて購入 哲学書というより エッセイだと思った
しんめいP
スキージャンプの話 ・楡井明 スキージャンパー 遠縁の藤村に引き取られ 本格的にジャンプを始める (最初に殺される人) ・杉江泰介 スキー監督 ・杉江翔 スキージャンパー 泰介の息子 ・杉江夕子 泰介の娘 翔の姉 ・沢木亮太 楡井の後輩ジャンパー ・峰岸 楡井のスキーコーチ →犯人 峰岸宛に誰かから 「犯人は自首しろ」 という手紙がくる 犯人はわかっているけれど 動機や殺害方法は わからないまま話が進んでいく 最後半... 犯人の殺害動機が.. わからなくもないけれど... 登場人物に あまりまともな人がいないというか.. 感情の一部が欠落しているというか.. 歪んでいるというか.. 救われる終わり方ではなかった 楡井 →世話になった人を深く考えず裏切る 夕子 →ハニトラを結果的に引き受け 突発的に殺してしまう 泰介 →自分のエゴの為には 家族の犠牲も厭わない 峰岸 →自分の大切なもの 費やした時間が コモディティ化してしまう事に 耐えられなかったのか..唯一 少しわかる..普通は殺さないけれど.. 小説の話だけれども... トップアスリートや スポーツで勝ち続けている人って 多かれ少なかれ.. 楡井や杉江監督みたいに 空気読めなかったり 人の気持ちに鈍感なのかな.. じゃないと人押しのけて 自分だけ勝てないよな.. とか思った...自分の思いに貪欲だ
東野 圭吾/角川書店装丁室
1986年 1930年代の話 日本だと昭和9年 .ポアロ(私立探偵) 含め 島にあるジョリーロジャーホテルに 休暇で泊まっている滞在客達 雑談から始まる ( 日焼けすると毛が濃くなるとか.. 今時の若者は..とか 船酔いは背骨に関係ある..とか その当時の噂話..面白かった) 登場人物は多い .アリーナ.マーシャル 後妻業のような女 → 入江で殺される .ケネス.マーシャル大尉 アリーナの夫 .リンダ.マーシャル ケネスの娘 (アリーナの義娘) .パトリック. レッドファン と .エミリーブルースター がアリーナの死体 みつける (独身の成功者) パトリック と アリーナは不倫関係 .クリスチン.レッドファン パトリックの妻 潔癖で弱い感じの人 .ロザモンド.ダーンリ (ドレス店経営) 洗練されていて聡明 かなり終わりの方まで 犯人が誰か全然わからなかった リンダが自殺未遂 (自分が殺したという手紙残して) このままリンダが犯人で 終わるのか... と思ったあたりから急展開 連続殺人事件だったことが ポアロによって暴かれる 最初の雑談から 人物達を観察していたポアロ パズルのピース(人物や事象)をはめていって 絵を完成させる(犯人特定) 静かな感じで終わるのか.. と思いきや 「ーすなわち お前だ」 と犯人を名指し 急展開で.. 最後の謎解きは面白かった
アガサ・クリスティ/鳴海四郎
西都へ戻ってきた猫猫達 一緒に戻ってきた 羅漢(父)のところで首吊り死体 野次馬の中に犯人らしき人が.. (羅漢が指摘) 猫猫達が推理してすぐに 犯人(官女3人)がわかる 羅半兄の西都滞在時の 日記のような話 (羅半兄目線の西都滞在記) その他 阿多や女華 等からみた 短編ぽい話 最後が壬氏の話.. 久しぶりに その気になってやってきた ..猫猫に会う話
日向夏/しのとうこ