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ラミラミ2202.10さんの感想、レビュー

5人の主人公  ・御厨美帆(妹) 独身OL ・御厨琴子(祖母) 未亡人 ・井戸真帆(姉) 3歳の女の子の母で専業主婦 ・小森安生(琴子の30代の友人) フリーター ・御厨智子(母)姉妹の母 琴子は夫の母 どの主人公の話でも入り込める身近な感じの話 "節約 投資 貯金の金利" どの年代でもお金の心配はあるもの 主人公達が自分で 調べたり 動いたり  悩んだりして よりよく生活しようとしているところが共感できて良かった 悩みがあっても希望の持てる最後 (解決の糸口を見つける感じ) 5人の主人公のうち 女性が4人 男性1人 皆んな面白かったけど  男性(ダメンズ)主人公の話が好みだった  「費用対効果。そんなこと言ってたら、   絶対、子供なんて作れない。   子どもなんて、結婚なんて、理不尽なこと   ばかりだもの。   〜どこに費用対効果あるの?   バイトして死んでいくだけなのに、   なにを偉そうに。〜」  「まあ、自分を高めたいといいますか」  「高める?〜何に使うの?高まった御自分    を?💢」 安生は話しの中ならいい感じの男の人だけど 現実にいたら厄介で面倒な人 子供には真似しないよう注意喚起したい この本読んで気付いたけれど 男の人主人公(男性心情出てくる)の方が 好みなんだなぁと気付いた (アニメも男性主人公の方が好きだし) こういう本が読みたいと思っていたので 見つけられて良かった とても面白かった 解説にもあったが「あるある感」が満載で 読む側にとって「自分ごと」として ストーリーに入り込める 初作家さん 次は「一橋桐子の犯罪日記」買おうと思います

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