ラミラミ2202.10さんの感想、レビュー
ラミラミ2202.10
お盆に帰省中 家族に借りて一気読み アニメも見ていたけれど 漫画も面白かった 12巻はアイの生涯の映画を つくることになり.. この映画で謎とか色々わかるのか.. 早く続き読みたい
赤坂 アカ/横槍 メンゴ
集英社
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1996年発行 劇団員7人が 高原のペンションに合宿 次々3人が殺される(殺されたと思われる) ・元村由梨江→ 外見が美しいお嬢様 ・麻倉雅美→ オーディションで落選した演技派 ・雨宮京介→由梨江と恋仲 ・田所義雄→由梨江が好き ・本多雄一→演技派の劇団員 ・中西貴子→明るい性格の劇団員 ・笠原温子→しっかり者で優等生的な劇団員 ・久我和幸→他劇団でオーディション合格 ・東郷先生→脚本家 クローズドサークルミステリーの形の話 途中この人が犯人かな 怪しいな..と思った人物 ほぼほぼ..あっていたけれど 3重構造になっていたとは 想像出来なかった 犯人達が 欺いたり.. 更に欺かれたり.. グロさや気持ち悪さもなく.. 最後には酷い事にならずに ホッとした涙で終わって... 良かった この終わり方は 初めて読んだかも.. 誰でも使える"型” を使って面白い話に 仕上げられるって 凄いなと思った 面白かった
東野 圭吾
清霞さんが学生の頃の話 社会に出る手前で 色々自分の進路で 悩んでいる 多くの人が通る..悩み.. 悩んでいる間に 土蜘蛛の討伐で 五道(父)が殺される そのことで息子の佳斗から 恨みをかう清霞 ..逆恨みぽいけれど.. 今は良い関係なので...良 (若い青年の頃が前半) 後半は日常の ほのぼの..惚気..等等 微笑ましい短い話
顎木 あくみ/月岡 月穂
2007年刊行 大学院の研究室にいた 「おれ」が奈良の私立女子高校へ 出向の形で(2学期のみ)赴任する そこで鹿から話しかけられる (使い番とか運び番とかの話) だんだん顔が鹿になっていく (周りの人には人の顔に見えている) 赴任し最初の授業で 遅刻してきた女子高生 堀田 堀田の言動や行動が 一々よくわからなくて.. (自分的には結構腹立たしく..) その理由がわかるのが 後半になってから.. 鹿..鼠..狐..眷属🟰神の使い の顔になっている人 →デジタルカメラに写ってしまう ポラロイドや光学カメラは 人の顔で写っている そこに写っていたのが 教頭(チャード)=鼠 すぐ近くにいた人 本当の歴史上の 建物..都市(宮)..神社..言葉..等等 思う存分 自分のキャラクターとして 使っていて.. ナマズが日本を滅ぼすとか.. (自分の中では地震が起きるくらいだけど..) 世界の調和とか.. 世界を救うのは 「おれ」にかかっているとか.. 本当の神様が見たら バチあたりそう...て ちょっと思った なんか恥ずかしいというか.. 読後 外国で作られた 日本舞台の 映画観た気分になった よく出来た話だったけれど..
万城目学
壬氏のお腹の焼印の 治療を猫猫がすることに (本格的な医者ではない 猫猫は外科的技術を身に付けたい) 意外だったけれど 変態軍師の一人 羅半(猫猫の義兄)の 男女の仕事観に共感した ...その通りだと思う 羅門(猫猫の育ての父)が死体を 解剖して臓器を書き写して いたことがわかる この辺りは 江戸時代の"平賀源内”みたい ..だと思った 猫猫も医官達と 腑分け(解剖)を繰り返し 外科の腕を磨く その後 壬氏達のお供で 西都へ船で向かう 途中 亜南に寄り 芙蓉元妃と再会(幸せなそうにしていた) 元妃の代わりに 亜南から後宮に 違う妃が入内予定 玉葉后の姪も入内予定 今回の後半は 雀(チュエ)さんが おもしろ人物で..面白かった (動きが...可笑しい)