
お探し物は図書室まで
青山 美智子
ポプラ社
作品紹介、あらすじ
お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?悩める人々が立ち寄った小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押しします。『木曜日にはココアを』の著者が贈る、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
感想やレビュー
青山さんの本、二冊目。 前も短編小説なんだけど、一話一話が少し繋がってて、おっ!ってなってたけど今回もだった。 自分で勝手に他人からどう思われるか決めつけていること、自分で自分の可能性を狭めていること、行動しないと何も始まらないこと、多くのことを教えてくれる本でした!
青山美智子さんの本はいつも読み終わった後に、幸せで優しい気持ちにさせてくれます。5人の、海老川さんも含めると6人のお話を読んで私も丁寧に大切に毎日を過ごしていこう思いました。いつか司書の小町さゆりさんのお話しも読めたらいいな
心に留めておきたい言葉がたくさんあった。 世界は信用でまわっている つながってるんですよ、みんな。 ひとつの結び目から、どんどんひろがっていくんです。そういう縁は、いつかやろうって時が来るのを待っていたらめぐってこないかもしれない。 いろんなところに顔出して、いろんか人と話して、これだけたくさん見てきたこら大丈夫って思えるところまでやってみることで、『いつか』が『明日』になるかもしれない 大事なのは、運命のタイミングを逃さないこと 「ない」を目標にする 地に足を着け、空をあおぎ、変わりながら進んでいこう。 人の心に残るイラストを描く アンソロジー 人と人が関わるのならそれはすべて社会。接点を持つことによって起こる何かが、過去でも未来でも 見方を広く変えてみよう、肩の力を抜いてカニ歩きしてみよう わたしはわたしを退いたりしない。 これからは、好きなものを大切に集めていくのだ。わたしだけのアンソロジーを。
こんな図書館に行きたいと思った。新しいことに踏み出そうと思えた
5人の登場人物がやんわり繋がっていく感じも良かった
こんな感じ司書さんがいたら図書室に通いそう。
まさに手元に置いておきたい本。私のお探し物はこの本だった!笑 読む度に心動かされ、今やすっかり著者の本の虜だ。 各章の登場人物に繋がりがあり、互いに良い影響を与えているのもグッとくる。 果たして小町さんは私を見てどんな付録をくださるかしら?
コミュニティセンターの図書館を介して、それぞれの登場人物がつながっていてよかった。図書館司書の小町さんが作る羊毛フェルトが、悩んでる主人公が前向きになるヒントを与えていた。
アンソロジー。図書室でのレファレンスから、いろんな道が広がる物語。羊毛フェルトおもしろそう。ハニードーム、食べてみたい
051105
2023.3月発行 この作家さんは5冊目 〜幾つかの話があり 登場人物がちょっとづつ繋がっていて 心温まる..ファンタジーぽい話多い この本は不思議な猫や神様 双子のお爺さんは出てこない.. リアルぽい話〜 5冊同じパターンの本なので 少し飽きてきたのかも... 少し前に似た型の本読んで(理系ぽい印象) そのせいか..対比できるようになった (急に気がついた) この本は自分的には文系ぽい話 ..私(人)の気持ちが全ての基準というか.. 心の底から手放しで 大好きと思えなかったのは それかなと思う 4冊目位までは 全部の話 好きじゃないのもあり 引っかかるなと思う文あったけれど 全部読んだら面白かったな となったんだけど ..泣けるのもあった.. 今回は違った *今までの本に出てきた職業 出てくる人の職業 [ユーチューバー 生活やインフラ支える モデル 占い師 ような(コツコツ系)職業 絵描き 雑誌記者 事務系に対する文が バンドマン 冷たいというか.. 美術系〜講師] 淡白というか.. [出版社勤務 印刷所勤務 こういう職業から サロン店員 カフェ店員 クリエイティブ系 雑貨屋 教師] (それに関わる職) の方が明るく楽しいと 進めているように感じ.. ちょっと疑問感じていた (コツコツ系にも面白さあると思うし.. コツコツ系を面白いと思わない人 ばかりが主人公) 海外留学や外国人との交流 すごく進めている感じも.. (悪い面何も書かれていない 〜小説だからいいんだけど..) そういうのに気づいて あまり楽しめなかった 1人1人の悩みや不安の気持ちの文が 多めで (こういうのが多いと 自分の体の中に埃や垢が 溜まっていく感覚になる..) 話の最後の方で ナゼか 上手いこといく 感じがちょっと受け入れにくかった この本はファンタジーぽくもなく リアルなお話だったので あまり好みではなかった 解説の文の方が頭に残った
誰かの心に残るイラスト 心が動く
キャッツミャウブックス 夢の猫本屋ができるまで
5人の異なる主人公がコミュニティ会館の図書館司書との出会いによって人生が動いていく様を描く。 ハニードームというお菓子のキーワードへの伏線回収が見事。