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暗黒館の殺人(三)

暗黒館の殺人(三)

綾辻 行人

講談社

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作品紹介、あらすじ

恐ろしき浦登家の秘密がついに語られる。十八年前の“ダリアの日”に起こった不可解な事件ー初代当主・玄遥の殺害。幼少の玄児が目撃した怪人物は、不可能状況下で忽然と姿を消した!?死に抗う妄念が産んだ館。その深奥で謎はいよいよ縺れ深まり…美しき双子姉妹を、信じがたい悲劇が襲う。

感想やレビュー

4冊中3番目 (ニ)の最後で清の母望和が殺され その犯人と思われる人物をを追って 中也や玄児が外に飛び出す 追い詰めた犯人を捕まえようとして 格闘 大きなムカデや人骨が出てきて 夜の空には雷が鳴り響く.. (デスメタルとかの曲が頭に流れ出す感じで) 巨大なお化け屋敷アトラクションを出てきた様な..人気バンドのライブコンサートの様な雰囲気で..(二)は終わり(三)にはいる (三)はダリアがどういう人物か少しづつ明かされていく(魔女..) 今回も北館の部屋(暖炉の中)から<赤の広間>へ 繋がる秘密の通路が出てくる 蛭山を殺した犯人→隠し扉を知っている人物 結和を殺した犯人→隠し扉を知らない人物 2つに当てはまる人物が 犯人の可能性があるが.. 18年前の事件の様子もわかってくる 今回の事件と繋がっているのか? 登場人物で言えば玄児の仕草がいいなとか.. 時々出てくる"視点“てなんだろう.. 誰かなのか..?.. 本の中盤以降に先延ばしされ続けた 浦登家の秘密がやっとあかされてくる (玄児の出生の経緯や"死“の謎等) 宴で食べた“肉”もやっとあかされる ダリアの部屋等にも隠し扉 最後の方で双子の美鳥と美魚の繋がっていた 体が実は別れていたことがわかり..(四)へ続く ボリュームある刊だった

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