ラミラミ2202.10さんの感想、レビュー
ラミラミ2202.10
家族全員でリレー読書 小説は(家族が)持っていたので 13巻以降は小説で続き読む予定 中華風と言われているけれど 日本の古典や物語 小説入り混じった感じで 馴染み深く感じる
日向夏/ねこクラゲ
スクウェア・エニックス
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清霞さんが学生の頃の話 社会に出る手前で 色々自分の進路で 悩んでいる 多くの人が通る..悩み.. 悩んでいる間に 土蜘蛛の討伐で 五道(父)が殺される そのことで息子の佳斗から 恨みをかう清霞 ..逆恨みぽいけれど.. 今は良い関係なので...良 (若い青年の頃が前半) 後半は日常の ほのぼの..惚気..等等 微笑ましい短い話
顎木 あくみ/月岡 月穂
2007年刊行 大学院の研究室にいた 「おれ」が奈良の私立女子高校へ 出向の形で(2学期のみ)赴任する そこで鹿から話しかけられる (使い番とか運び番とかの話) だんだん顔が鹿になっていく (周りの人には人の顔に見えている) 赴任し最初の授業で 遅刻してきた女子高生 堀田 堀田の言動や行動が 一々よくわからなくて.. (自分的には結構腹立たしく..) その理由がわかるのが 後半になってから.. 鹿..鼠..狐..眷属🟰神の使い の顔になっている人 →デジタルカメラに写ってしまう ポラロイドや光学カメラは 人の顔で写っている そこに写っていたのが 教頭(チャード)=鼠 すぐ近くにいた人 本当の歴史上の 建物..都市(宮)..神社..言葉..等等 思う存分 自分のキャラクターとして 使っていて.. ナマズが日本を滅ぼすとか.. (自分の中では地震が起きるくらいだけど..) 世界の調和とか.. 世界を救うのは 「おれ」にかかっているとか.. 本当の神様が見たら バチあたりそう...て ちょっと思った なんか恥ずかしいというか.. 読後 外国で作られた 日本舞台の 映画観た気分になった よく出来た話だったけれど..
万城目学
壬氏のお腹の焼印の 治療を猫猫がすることに (本格的な医者ではない 猫猫は外科的技術を身に付けたい) 意外だったけれど 変態軍師の一人 羅半(猫猫の義兄)の 男女の仕事観に共感した ...その通りだと思う 羅門(猫猫の育ての父)が死体を 解剖して臓器を書き写して いたことがわかる この辺りは 江戸時代の"平賀源内”みたい ..だと思った 猫猫も医官達と 腑分け(解剖)を繰り返し 外科の腕を磨く その後 壬氏達のお供で 西都へ船で向かう 途中 亜南に寄り 芙蓉元妃と再会(幸せなそうにしていた) 元妃の代わりに 亜南から後宮に 違う妃が入内予定 玉葉后の姪も入内予定 今回の後半は 雀(チュエ)さんが おもしろ人物で..面白かった (動きが...可笑しい)
2010年発行 クリスマスのお話5つ ・魔法の万年筆 34才失業しそうな事務員 ・猫 27才派遣社員 ・ケーキ 余命わずかな20才 ・タクシー 29才鞄の縫製職人 ・サンタクロース 42才4人の子持ちの主婦 悲しい生い立ちの女の人が 最後に幸せな気持ちになる 希望のある話 独身の頃 恋愛とか そういうことばかり 考えていた頃 思い出します 恋愛感情は「短い感情」なので.. (笑いや怒りと同じだと..) 夫婦や家族の 信頼や愛情 積み重ねるものの方に 今は惹かれます... なので「ケーキ」や 「サンタクロース」が 好みでした 不安な気持ち持っている 主人公達が 最後に幸せな気持ちになる 良いお話ばかりでした
百田 尚樹