トオルさんの感想、レビュー
トオル
少し前に読み終わっていた一冊です。 ゴッホとゴーギャンの関係を、ゴーギャンに着目して描いている作品です。 ゴーギャンの絵について色々と知れて良かったです。 そしてテオ凄い( ´∀`)b
原田 マハ
『オペラ座の怪人』ならぬ『歌舞伎座の怪紳士』 タイトルが示すように歌舞伎を中央に物語が進んでいきます。 とても温かく心が前向きになれるだけでなく、歌舞伎にも興味がわいた素敵な一冊です。
近藤史恵
兄妹が営む定食屋が舞台の心温まる一冊です。 美味しそうなご飯描写には、毎回お腹がすいて食べたくなりました。笑 全3巻とのことなので、引き続き読んでいこうと思います。
中村颯希
他の方の感想にもありますが、バトル漫画のような展開でとても読みやすく、さらっと読了しました。 続きが気になるため、近く続編を購入予定です!
今村 翔吾
初めての十津川シリーズでしたが、とても読みやすかったです。 展開も気になって一気読みでしたが、最後の展開には驚きました! 十津川シリーズ、時々読もうと思います。
西村 京太郎
主人公が僧侶ということで、最初はちょっとだけ戸惑いましたが、読み始めたら続きが気になってしまい、一気読みでした。 流石中山七里先生という一冊です。
中山 七里
様々な地域を民俗学的な背景もふまえて教えてくれる一冊です。 話としても面白く、勉強にもなり、旅行した気分にもなれる色々とお得な気分になれました。 各話の最後の一文が風情があって素敵です!
夏川 草介
宙ちゃん、花野さん、やっちゃんとその周囲の人達との関係、絆を描いた家族小説。 どんどん引き込まれていき、気付いたら読了してました。数々の温かい言葉と、美味しそうなご飯の描写が印象深く、優しい気持ちになれる一冊です。
町田 そのこ
本書を一言で表すなら「深い!」です。 解説で又吉さんが書いているように、軽く読み進められる内容ではないのですが、どこか引き込まれてしまい、気付いたら読み終えてました。 施設長が主人公に当てた言葉の数々が素敵です!
中村文則
芥川賞受賞作が待望の文庫化ということで手に取りました。 (タイトルだけ聞いたときは時代小説だと思ってましたが。笑) 『推し』の世界と心情が分かりやすく描かれており、読みやすかったです。 私には『推し』がいないので、普段では触れる機会が少ない世界ですが、こういった世界のことも知れるので、改めて本はいいな!と思えた一冊です
宇佐見 りん
スター性を持っている二人の少女の葛藤を描いた青春小説です。 読みやすく、スラスラと最後まで読むことが出来ました。読後感も爽やかでした!
安壇 美緒
旅の良さと、旅先で食べる美味しいご飯に焦点を当てた7編から成るアンソロジーです。 個人的に好きだったのは『糸島の塩』と『地の果ては、隣』です。 どの話も面白く、美味しそうだったので、旅行に行って美味しいものを食べたくなりました(笑)
近藤 史恵/坂木 司
ずっと気になっていた一冊が夏フェア対象本だったので手に取りました。 『バベルの会』に関係する5編から成る短編集はどれも読みやすく、ブラックなユーモアさもありで面白かったです。 特に好きなのが「北の館の罪人」と「山荘秘聞」です。 米澤さんの本、色々読みたいです。
米澤 穂信
旅先で手にとって購入した一冊。 様々なジャンルの短篇が入っており、文章も優しくて読みやすかったです。 お気に入りは「黄昏飛行」と「やさしい共犯」です。
光原 百合
斬新な発想のミステリーでした。 面白かったのですが、出てくる登場人物達が浮世離れしすぎていたので、もう少し感情移入できると良かったです。
井上 真偽
話題となっている一冊。 読んでみて「確かにこれは話題になる!」と納得しました。 ネタバレになるので語れないのが残念ですが、本当に透きとおった一冊です。
杉井 光
料理の描写が描かれた6編から短編ミステリー 初読みの作家さんもいる中、どの作品も読みやすく、面白かったです。 特にお気に入りは「バスをまつ男」 互いに誉めあえる、素敵な老夫婦に癒されました!
碧野 圭/太田忠司
女子中学生の視点で全6編から成る短編集 優しい文章で心が温かくなりました。 最後も良かったです。
相沢 沙呼
小学生が主人公の5編から成る一冊です。 子供の視点ながら、大人にも気付きを与えてくれる素敵な一冊です。 「僕は、そうは思わない」←良い言葉です。
伊坂 幸太郎
二転三転する展開に読む手が止まらなかったです。 完全に騙されましたが、読了後は気持ちが良かったです。波多野君、いろんな意味でいいね!
浅倉 秋成
独特の世界観を持つ小説ですが、読了後は爽やか、前向きな気持ちになりました。 クイズ番組等を見るのが好きな自分としては、クイズの本質・意味にも触れていて面白かったです。
高山 羽根子
ずっと気になっていた本が文庫化され、気合いを入れて手に取りました。 自分が考えうる多様性がいかに狭いか痛感し、安易に多様性という言葉ですませてはいけないと考えさせられました。 朝井リョウさん、凄すぎです。。
朝井 リョウ
2021年の本屋大賞受賞作が文庫化され、楽しみに手に取りました。 複雑なテーマを扱っているにも関わらず、一気読みするほど魅力的で読みやすかったです。 タイトル含めて素敵な一冊です!村中いいやつ!笑
町田そのこ
読んでいくうちに面白さが増していき、最後のピエロの正体が判明した時には、あらすじの通り、見事に物語が反転しました。 面白かったです。
横関 大
神奈川県警の刑事部長に着任した竜崎を描いた隠蔽捜査シリーズ第8弾 本作も竜崎の魅力たっぷりで楽しく読めました。次回作の文庫化が待ちきれない。。
今野 敏
温かい気持ちになれる一冊です。 個人的に好きな話としては『ルックスライク』! 時を経て念願を叶えた堀深先生が素敵でした。
伊坂幸太郎
「2020 ザ・ベストミステリー」に収録されている短編(3章の「傷の証明」)を読んで、是非本書を読みたいと手に取りました。 精神鑑定などを中心に描いているミステリーで、色々なことを学びながら、楽しく読むことができました。 影山と弓削のコンビ、好きです!
知念 実希人
2019年に発表された短編ミステリー9作品を掲載している本書 全作品とも面白く、充実した一冊です! 私のお気に入りは『夫の骨』・『ウロボロス』・『嫌疑不十分』です。 怖さと面白さを秘めた作品を読むことでミステリー熱が再燃しました(笑)
日本推理作家協会
『有隣堂しかしらない世界』で紹介され、興味を持ったので手に取った一冊です。 又吉直樹さんだからこそ描けるエッセイの数々をじっくりと読み進めていきました。 (ただ共感というよりは「又吉さん、めんどくさ!」といった驚きの方が多かったですが笑) 表紙にもこだわりがある本書は読んで良かったです。
又吉 直樹
ページ数は450頁と決して少なくないのですが、それを感じさせない位に読みやすく、のめり込んだ一冊です。 家族の絆と希望は素敵だと思います!
東野 圭吾
有名な一冊が講談社フェアの対象本であったため、手に取りました。 様々な職業の視点から物語の核心に向かって進んでいき、段々と引き込まれていきました。 色々と考えさせられる一冊でした。
横山 秀夫
初めての凪良さんの本です。 読み始めてすぐに世界観に引き込まれていって、物語の続きが気になって一気に読み進めました。(電車で読んでいた時には、降りる駅に気付かずに乗り過ごしてしまいました苦笑) 周りは親切のつもりで言っているのに本人にとってはそれが苦痛になることもある、ということを教えてくれ、色々と考える機会となりました。 凄い一冊です。
凪良 ゆう
過去の本屋大賞受賞作として前から気になっていたので手に取りました。 実際に存在した村上海賊を史実を踏まえて小説にした全四部作とのことで、第1巻である本作はこれから物語が動き出していくというところで終わってしまいました。 折をみて、読み進めていきます!
和田 竜
毎回購入しているJミステリー第3弾! 今回も豪華なミステリー作家6人による短編集は面白かったです 特にお気に入りは阿津川さんの『拾った男』 テンポが良く、とても読みやすかったです! また今回初読みの作家さんとしては、真梨さんも白井さんでした。 真梨さんは読みやすかったですが、白井さんは、、、少し苦戦しました(笑)
光文社文庫編集部
綺麗な表紙と優しいタイトルに惹かれて手に取りました 結珠と果遠の関係が気になってしまい、どんどんと読み進めていきました 読了後は「流石本屋大賞ノミネート作品」と思わせる納得の一冊です
一穂 ミチ
朝井リョウさんのデビュー作 5人の高校生のリアルな心情を描いた本書は、とても読みやすくて一気読みでした。 高校時代を思い出して懐かしくなりました!
朝井リョウ
映画化され、気になって手にとりました。 介護の問題について描かれた社会派ミステリーは圧巻の一冊でした。 とても読み応えがあり、色々と考えさせられました。 映画も観てみたいです!
葉真中顕
麻耶さんの本は『螢』に続いて2冊目です。 自分では推理をしない探偵という風変わりな設定なのに、中身は本格ミステリーで面白かったです。 最初は「いけすかない探偵だなぁ」と思っていたのに、最後の方にはそれが魅力に感じていたのが作者の術中に嵌まってる感じがしました(笑) 続編もあるとのことなので、もう少ししたら読もうと思います。
麻耶雄嵩
優しく、温かい気持ちになれる一冊です。 5章から成る本作での、各章で主人公が抱えるそれぞれの悩みや葛藤は共感できる部分があるため、最後には前を向いて進んでいる姿に勇気を貰いました! 特に3章と4章がお気に入りです。
青山 美智子
本屋大賞ノミネート作品で、“スパイ×音楽”というキーワードが気になって購入しました。 主人公・橘の葛藤と苦しみが分かりやすく描かれており、読んでいて少しつらい場面もありましたが、続きが気になってどんどん読み進めました。 最後は光が開けた感じであり、綺麗な終わり方であったため、読んで良かったと思える一冊です。
仕事にまつわる5編から成る短編集。 どれも面白く、一気に読了しました。 その中でのお気に入りは『ダリア・ダイアリー』!地方医療の現実を描きつつも、結末が温かくて素敵でした。 サラリーマンである自分にとって、色々と考えさせてくれる一冊で、読んで良かったです。
彩瀬 まる/一穂 ミチ
続編にあたる『蟬かえる』を先に読み、本作も気になって購入しました。 主人公“えり沢君”の謎のキャラクター性は魅力的で、続編に登場する人物達もいるため、色々と楽しみながら読むことが出来ました。
櫻田 智也
200ページ弱とそこまでボリューム感はないながらも、非常に濃い内容でとても読みやすく、面白かったです。 “クイズ”を題材としており、作中に出てくる問題を通じて知識を得ることができ、かつクイズ自体の本質や醍醐味も書いているので、色々なことを学べる一冊でした。
小川哲
朝起きた時の考え方や行動等が、その日1日を大きく左右することを改めて学ぶことができた。 少し意識してみます!
マツダミヒロ
文庫化を楽しみにしていた御子柴シリーズ第5弾です! 本作も面白さは変わらず、続きが気になってどんどんと読み進めていきました。 解説の五十嵐さんの視点も面白く、ますます御子柴を応援したくなりました。次作も楽しみです!
本屋で推されていたため、気になって手に取った一冊です。 虫をテーマにしたミステリーは自分としては珍しく、虫について調べながら読み進めました。 連作短編集の各章が、しっかりと作り込まれており良かったです。
櫻田智也
表紙が気になっていた「天久鷹央」シリーズを初めて読みました。 本作は13作目ということですが、登場人物の立ち位置等を分かりやすく描いているためスムーズに物語に入っていけました。 想像していた内容よりも重い事件には、少しびっくりしましたが面白かったです。
とても読みやすい連作短編集でした。 真面目な神崎とちょっとアウトローな黒木のコンビが魅力的で面白かったです。 末永係長や若田部といった周囲の人物にもスポットがあたっているのが良かったです!
絵画が更に好きになる一冊です。 原田マハさんが18点の作品とアーティスト、それを展示している美術館を紹介し、日本の様々な美術館に行きたいと思いました! 特に近代アートは今まで見てこなかったのですが、この本を読んで興味がわいたので足を運ぼうと思います。
『螺旋プロジェクト』の一冊ということで、気になって手に取りました。 後書きにも書いてあった通り、複数冊が関係する企画物ではありますが、本書だけでも伊坂さんらしさが出てて面白かったです!
講談社の冬フェア『よむーくと、冬読』対象本で手に取りました。 重松さんの本は初読みでしたが、読みやすく分かりやすい文章でした。うちの会社にもノアきて欲しいと思っちゃいました(笑)
重松 清
『鎌倉』と『6年ごとの平成』が舞台の全6章から成る一冊です。 各章ごとで登場する人物達が、年代が変わってもタイトル通り"うずまき"のように交わって繋がっているのは素敵でした!
ジムに通う6人の視点を描いた素敵な一冊です。 各章で語られるカクテルの意味だったり、ゴンママの言葉には力強さがあって前向きになれました。
森沢明夫
様々なジャンルが詰まった11名の作者の短編集です。 書き下ろしではなく、各著書の一部を引用するという形のため、『気になった作品は読んでみたい!』と新たな発見をくれる一冊でした。 (読んだことのある作品は改めて再読することで分かることもあり面白かったです)
朝井 リョウ/浅田 次郎
650ページ以上ある大作ですが、話に夢中となり一気読みでした。 (アニメを先に見ていたので情景が浮かびやすかったです) 駅伝のルールや作戦等にまでスポットがあてられていて、勉強にもなりました。 疾走感溢れる素敵な一冊です!
三浦 しをん
植物のことをあまり知らない自分が読んでも、綺麗な植物の写真とそれを用いて作る美味しそうなご飯の数々には心踊りました。 それでいて甘い恋愛小説なのにはビックリしました。読みやすかったです!
有川浩
荒木村重と黒田官兵衛に焦点を当てた直木賞受賞作品! 図書館で予約すること約1年、漸く手に取りました。 戦国時代×ミステリーは斬新で、読みやすく面白かったです。米澤さんの新境地に相応しい一冊です。
堀川&松倉の図書館コンビによる第2弾です。 前作からの絶妙な掛け合いは健在ながら、今作は1つの事件を追う連続短編集でした。 面白かったです!
ドラマを観ているので、原作はどんな感じかと手に取った一冊です。 分かりやすい描写が多く、とても読みやすかったです。
戦国時代の梟雄『松永久秀』にスポットを当てた一冊。 前半部分の少年~青年時代の話が、後半部分の史実に繋がっており、それが本当であったかのような物語は凄いと感じました。 ラストの展開も良く、読んで良かったと思える一冊です。
温かい気持ちになれる連作短編集です。 タイトルの通り、"甘い"ケーキと"家族"の物語で読んでいてほっこりしました。
後味が良い作品。 テンポが良く、サクサク読めるのでページ数程のボリュームを感じなかったです。
道尾 秀介
全7編からなる本書は、『賤ヶ岳七本槍』と謳われた七人の武将の半生と、各視点から「佐吉(石田三成)」という人物の行動や思想にスポットをあてた一冊です。 各武将の生き様が個性豊かでそれだけでも面白く、各章で登場している佐吉の行動や言動の意図が、最終章でひと繋ぎとなり次々と明らかになっていく様子は圧巻でした。 史実に基づきながら壮大な物語が描かれており、じっくりと楽しみながら読むことが出来ました!
本書はスピーチライターという職業にスポットを当てて描いている物語ですが、作中に出てくるスピーチの数々は文字で読んでいるだけなのに涙腺が緩んでしまい、改めて言葉の大切さや強さを感じることができました。 言葉を扱うことに対する重要性を再認識させてくれる素敵な一冊です。
原田マハ
約5年ぶりに再読しました。 結果、5年前と変わらずの感動でした。ルソーに興味がわき、美術の魅力の詰まった一冊だと思います。 是非多くの方に読んでいただきたい本です。