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ハンチバック

ハンチバック

市川 沙央

文藝春秋

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作品紹介、あらすじ

重度障害者の井沢釈華は、十畳の自室からあらゆる言葉を送り出す。圧倒的圧力&ユーモアで選考会に衝撃を与えた文学界新人賞受賞作。第169回芥川賞受賞。

感想やレビュー

重度障害者からみた健常者の姿、健常者への思いを、この作品を通してはじめて知った。真っ直ぐで強いメッセージが込められている作品。

2

よく分からなかった。

1

一読して感じたのは、重度障害者が抱くリアルな思い、強烈な魂の叫び。 健常者優先社会に対する不満や嫉妬、予想だにしない欲望から放たれる強力なエネルギーに終始圧倒された。障害者向け書籍のあり方についても熟考。 「生きるために衰える」という言葉が印象深い。

1

ハンチバック、読了。 暗黙的にタブー視されている障がい者の性と生に対して『リアリズムとニヒリズム』が『皮肉と自虐』が『希望と諦感』が散りばめられ、行く宛のない生身の感情に思い切り殴られました。 授賞式で作者が語った「『ハンチバック』で復讐をするつもりでした。私に、怒り孕ませてくれてどうもありがとう。」に全てが込められている!

芥川賞を受賞した本作をKindleにて読了 重度の障害者が感じる健常者の姿と出版業界への想いに圧倒されました。 読んで良かったと思える一冊です。

さらりと 応援する意味でも 生きていることに感謝 労働できることにも感謝 生きてたらそれで丸儲け

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