ボボ.ブラジルさんの感想、レビュー
ボボ.ブラジル
ハンチバック、読了。 暗黙的にタブー視されている障がい者の性と生に対して『リアリズムとニヒリズム』が『皮肉と自虐』が『希望と諦感』が散りばめられ、行く宛のない生身の感情に思い切り殴られました。 授賞式で作者が語った「『ハンチバック』で復讐をするつもりでした。私に、怒り孕ませてくれてどうもありがとう。」に全てが込められている!
市川 沙央
まさきとしか先生、初読了。 15年前の不可解な事故と現在の殺人事件が交錯する非常に凝ったストーリーとなっており、最後は見事にタイトル回収しますが、、、 感想?『オイラには合わなかった様で御座います。』
まさき としか
くらまし屋稼業、読了。 今村先生らしく物語がテンポ良く進み、また情景描写も丁寧なので世界観に即没頭できます。なにより登場人物の魅力的でストーリーが面白い!読まない理由が見当たりませんな。 『くらまし屋稼業』か『羽州ぼろ鳶組』どちらのシリーズから読むか、1冊づつ読んで決めます!
今村翔吾
映画化された話題の本、読了。 一気読み必至の面白さでした‼️ 何を言ってもネタバレになるので内容は伏せますが、分かりやすい表現と巧みな言葉選びで一気に櫛木ワールドに引き込まれラストの1行まで堪能させて頂きました。お薦め☆☆☆☆。
櫛木 理宇
『赤ずきん~~』に続いて、2冊目読了。 特殊設定でありながらも、一寸法師や桃太郎といった昔話が舞台となっているので、打ち出の小槌や玉手箱といったトリックアイテムも違和感なく読むことができました。 「また機会があれば別の作品も読むかもしれません。」
青柳碧人
読了。 有名なシリーズ物なので『いつかは…』と思いつつ、2年以上積読してました。 感想は『良くも悪くも、とっても読み易くて面白い。』です。 機会があれば、別の作品も読んでみようかな?位に好感は持てました。
僕の章→夜の章、独立。 まぁ、そのぉ、、何と言うか…… 乙一先生初経験でしたが、選んだ作品が良くなかったかな?!ずっと『何を読まされてるんだ?』って感じで、登場人物も物語の世界観もオイラには全く刺さりませんでした。 乙一先生のお薦めあれば教えて下さい、リベンジするかな?
乙 一/帆足 英里子(ライトパブリシティ
トリガー下巻、読了。 真山先生の着想に荒唐無稽や絵空事はない。政治や経済などの社会問題をテーマにしながらも、エンターテイメント性と物語の深みを両立させる執筆力には山崎豊子先生も脱帽のことでしょう!? だから、真山ワールドは止められない‼️
真山 仁
トリガー上巻、読了。 さすがの真山先生‼️ 東京オリンピックの舞台裏で暗躍する日米韓それぞれの思惑に、翻弄され奮闘するシリアスミステリー。さあ、悪い奴は誰だ?
八本目の槍、読了。 「小賢しく、自己表現が下手くそで、泥臭く、人の気持ちが分からずに、不器用で、物言いが不遜で………でも誰よりも戦なき泰平の世を切望し最後の1滴まで仲間を思い、人を信じた。」 そんな最高な男を紹介します。 やっぱり、オイラは石田三成が好きだ‼️
今村 翔吾
地の巻、読了。 バトルの爽快感や迫力がスケールアップしているだけでなく、登場人物ひとりひとりの背景や生き様も丁寧に描かれているので更に物語に惹き込まれました! 次巻が待ち遠しいなんて、幸せぇな事だ😆🍀
ジャンプ漫画の様なストーリーで、戦闘シーンも熱い! 登場人物も概ね出揃い、各人の背骨も立ってきたので益々テンション高く突き進んでいくことでしょう。 仕事終わってから、一気に読了。
素敵な物語、読了。 障がいがあってなくても、人と人が分かり合うことは難しいし、そもそも『分かり合ってる』と云うのは勝手な思い込みかもしれない。だけど、『相手を思いやりながら正しくぶつかり合うとが必要なんだ!』と、作者の優しい願いで温かい気持ちになれました。
有川浩
改めて、読了。 本読みはエンタメ重視なので、あまり仕事に関連するようなジャンルは避けてますが、、、 多様性なんて耳障りのいい言葉ではなく、『生き難さを感じているマイノリティーに少しもでも優しい社会になって欲しい。』と祈りにも似た作者の思いが胸に刺さります。 あと、個人的に表紙のイラストが当事者目線で見た社会を表しているようで切なくなります!
帚木蓬生
乾先生2冊目、読了。 煽り文は『二度読み必至、驚愕の恋愛ミステリー』とのことでしたが、『イニシエーション・ラブ』によく似た手法で、一度読みで充分に明快なストーリーでした。 オイラは「やっぱり女性は強かで思慮深くて、逆立ちしても敵わない。だから美しい。」と思ったとさ。
乾 くるみ
2時間弱で、読了。 前作の『ルビンの壺が割れた』が、オイラには1mmも刺さらなかったので正直期待していませんでした。今作もなんとなく先が読める展開が続きますが、、、覆面作家の3作目に期待‼️
宿野 かほる
高野先生、3冊目読了。 時間をテーマにファンタジー色が強く、オイラの好みではないけど最後まで楽しく読ませるのは流石です。最後の『明日は、きっといい日だよ』が心に沁みました。 高野先生の作品はまだ3冊しか読んでないけど、始めから映像化をイメージしながら書いてるような、そんな印象の作家さんでした。
高野 和明
ネタバレせずに感想を伝えるのが難し、、、 煽り文の『伝説級超絶トリック』は言い過ぎ感があるが、作中ずっと感じてた違和感が解けた時は爽快でした。とても良くできた作品で一読の価値は大いに有るかと。
藤崎 翔
『ジェノサイド』が衝撃過ぎて、デビュー作も読みました。 登場人物の性格、背景、役割、偶然関係、その他全てが丁寧に描かれていて気に入りました。か? 言いながら回収しながら読み解くか? 「あなた次第です!」 第47回江戸川乱歩賞受賞作品
やっと読了。 色々しんどい作品でした
凪良 ゆう
おっさんが読む本ではないけど、読了。 ナウナヤングには刺さるのかな? でも、タイトルに込められた本当の意味が分かった時間「あ、なるほどぉ」と思いました! そして、泣けました。
住野よる
旅の合間に読了。 大昔に読みましたが、再度読み返し。 筒井先生のブラックたっぷりのユーモアと自由な発想が溢れでたショート・ショート。 おもちゃ箱をひっくり返したような、ワクワクとガラクタが混雑した1冊となっています!
筒井 康隆
1話づつ独立ながら最終章に繋がっていく、よくある構成ではありますが、元々の設定が特殊なので飽きずに最期まで一気読みでした。
歌野 晶午
鬼を様々な角度やシチュエーションで描く短編物。全体的に練り込み過ぎずワントーンで完結している印象の本でした。
道尾 秀介
うん…まぁ。 夏に文庫本で2が出るみたいだけど、買うなかぁ?
オイラの中ではホームランか三振か、振れ幅の大きい作家だと。 さて、今作は、、、、、殿堂入りです! 中村先生の作品は、じっとりと息苦しさを感じさせ、弱さを突きつけてくるので、メンタルが安定している時でないと読めません。
中村文則
当確師シリーズ第2段。前作より登場人物全員の背骨が立っており、各々の人生観を持ってストーリーを構成している。そして、圧巻のエンドロールまで中弛み一切なし。 さすがです、真山先生!
真山仁
シンプルに面白い! このテンションで下巻に凸だ‼️
一言で表すと『一本槍で150ページ』 種も仕掛けも捻りも伏線も一切なし!ただただ、主人公の癖をおねおね描いているだけ、、、オイラは嫌いじゃありません。
中村 文則
最近、読んだ中では断トツに面白かったです。凡そ、考え得るすべてのエンターテイメント要素が詰まっていて、伏線回収といった安い言葉では言い表せない程、一切の破綻なくハイテンションで物語が進んでいきます。 未読の方、次の一冊で悩んでいるなら是非‼️‼️