ガラスの城 新装版
松本 清張
講談社
作品紹介、あらすじ
エリートコースの販売課長が社員旅行の晩に行方不明となり、惨殺死体で発見された。動揺を隠せない社内の空気の中で、死の謎を追跡する女性社員の手記。意外な貌を見せる社員たちが疑惑の線上に次々と浮かぶ。欲望と犯罪の構図はガラスの城のような組織で醸成されたのか。清張ミステリーの傑作を新装版に。
感想やレビュー
『ミステリー頂上決戦』のフェア対象本となっていたので手に取りました。 1979年に発売された作品の新装版で、内容は当時のままのようですが、時代を感じさせない読みやすさでした。 物語は商社に勤める二人の女性社員の手記を軸に展開していきますが、途中で様相がガラリと変わるのが面白かったです! ミステリー頂上決戦を表す帯は「レジェンド」でしたが、その通りの作品です。
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