山ちゃんさんの感想、レビュー
山ちゃん
最後の最後まで犯人が分からず、どんでん返しが次々にあり、どんどん読みたくなる。最後は緊迫した時間がありどきどきさせられる。 結果的に犯人がどちらか二人で終わってしまい最後は読者に考えさせる上手いストーリー。 犠牲者の警察官の兄と加賀刑事の対決が面白い。東野圭吾は凄い。
東野 圭吾
石井ふく子さんのエッセイ集。橋田壽賀子さんといい、年齢を重ねてしっかり働いて来た人の話は、重みがある。人との繋がり、縁、絆の大切さを感じる作品。
石井ふく子
犯人を最後の最後まで書かないで、読者に考えさせる見事な作品。毒入りカプセル錠剤の数にずっと視点を当てて読者に考えさせるが、実はピルケースが重要で、それの流れを考えれば自ずと犯人がわかる凄く巧妙に仕組まれた作品。三人の視点から交互に文章が書かれているのも面白い。他の作家では考えつかない。さすが東野圭吾の作品。
ブラックな笑いの短編集。怪笑小説に続く毒のあるブラックジョークの小説で、それぞれが読んでいて面白い作品。現実にはありえない内容だが、読んだ後にいろいろ考えさせられる。
東野圭吾
なかなか面白い作品。さすが東野圭吾。4家族の親子と塾の講師、その中に主人公の愛人が登場し、殺人され、隠蔽工作が始まるが、最後まで真実がわからない。謎がいろんなところにあり、最後まで一気に読みたくなる。
男手1人で息子を育てながら刑事を続けている主人公が、学校の保護者を次々に襲う犯人を突き止めていく。主人公の息子との家庭環境と犯人の育った環境を対比させながら描かれている。主人公の捜査の過程の葛藤、苦悩が良くわかる。なかなか面白い作品。
堂場 瞬一
かなりの力作。今まで読んだ池井戸潤の作品の中で異質な面白さがある。父親の謎を解き明かすストーリーも面白いが、不気味な怖い描写もあり、途中で読むのをためらう。父親と息子の恋愛関係、母親との愛情、父親の会社での苦悩、奮闘が良く描かれている。銀行の担当者との繋がりも上手く物語に絡んでいる。読了後に儚くも物悲しさが残る作品。
池井戸 潤
池井戸潤にしては珍しいミステリアスな作品。亡くなった父親の映像、記憶が息子に甦り謎が解決されていく。取引先の運送会社のトラックが題材になっているのが面白い。息子が父親の過去を暴いていき、父親と息子の行動が交互に記載されている。上巻を読んで次々と謎が解き明かされていき、下巻がどういう風になるか期待され、読みたくなる。
警察内部の話の短編集。竜崎部長の家族や関係部署のいろいろな問題を描いた短編作品だが、警察内部もいろいろ大変だというのが良くわかる。竜崎部長が問題を解決して行くが、よく考えて見ると上下関係の忖度や面子の問題などであって、大した問題ではない。さらっと読める本。
今野 敏
なかなか感動させられる作品。「52ヘルツのクジラたち」という題名にピンと来なかったのですが、読み進めるうちに、いろいろ考えさせられました。不遇な境遇に育った人達が、助け合いながら生きていく姿に感動した。アンさんが可哀想だったが、最後に行くにつれて良い展開になって、題名の意味の深さがわかった。切ないが素晴らしい作品。
町田 そのこ
読むのにかなりの労力がいる作品。 幼児の知能しかなかった主人公が手術により知能が向上して行くのだが、最初のところは文章がかなり読みづらい。アルジャーノンという実験台のネズミと比べられ、検査を受け主人公と対比させているのも上手く描かれている。家族との関係も可哀想な感じがする。最後はアルジャーノンと同じ結末になるのも儚い。
ダニエル・キイス/小尾芙佐
独学でピアノを学ぶ人にわかりやすく書いた本。ピアノについて、1から教えてくれる。譜面、指番号なども書いているので、わかり易い。
自由現代社/遠藤尚美
知念実希人の小中学生向けのミステリー小説。小中学生向けにわかりやすく、面白く書いているので、とても読み易い。
知念実希人/Gurin.
なかなか面白かった。現実にはありえない世界。古くから言い伝えられた黄泉の森の謎が解き明かされる。謎の事件が次々に解き明かされるが、描写が残虐でまさかこの人まで殺されるのかと驚かされる。犯人が以外な人物で最後まで引き込まれる作品。
知念 実希人
刑事の殺害事件の犯人及び殺害を命令する半グレ犯人を逮捕するまでの物語。捜査本部や所轄と本部の関係が詳しく描かれている。安積刑事とその部下達の活躍、同じ係長達との連携も面白い。所轄の広田係長の独特の雰囲気も味がある。読み易い本。
銀行内部の出世や不祥事件を扱った作品。銀行員の過酷な仕事と無能な上司の下に働く行員の儚さを描いている。行員の出世や死亡で家族もいろいろ影響を受け、人生が変わるのが良くわかる。読み終わって、何となくスッキリしない作品。
不動産物件について、いろいろな怖い話や裏事情について、面白く、また怖い話を記載した作品。読んでいて、不動産についての専門的な知識を知ることが出来るし、不動産購入についてのリスク、注意点を教えてもらえる。現実にはなかなかありえない話だし、不動尊子が最後に出て来て謎解きをするのも面白い。
乾 くるみ
美貌の女性警察署長の活躍を描いた作品。警察の内部を描いた作品だが、読み易く、現実にはありえない内容で面白い。副署長が上手くフォローして、署長が前例を無視し、淡々と判断して問題を解決、結果的に事件が解決していくのが面白い作品。読み終えて、次が読みたくなる。
渡辺淳一の恋愛小説。 医師と看護師の悲しくも切ない恋愛。自分の病気を隠し、死と向き合いながら患者の診察を行う。後輩の医師に自分の行動で厳しく、時には信じられない患者へ対応、処置を行い、医者とは何たるかを教えていく。渡辺淳一らしく、少し過激な表現、記載はあるが、最後は恋愛の儚さが残る作品。
渡辺淳一
当たり前のことを書いているが、橋田壽賀子だから説得力がある。 さらっと読み易い本。
橋田 壽賀子
元NHKアナウンサーの人生を描いた本。ヘルシンキオリンピックに派遣され、華々しい活躍をする作品かと思って読み始めたが、途中から体調不良になり、活躍出来ず、最後はこのアナウンサーの人生を考えさせられる展開になった。人柄も良く、誰からも愛されて、素晴らしいアナウンサーだったということが、良く分かった。
村上春樹の翻訳本ということで期待して読んだが、途中から文章がくどくて、読みにくく、内容もよくわからなく面白くなくなり、断念した。
村上春樹
当たり前の事を書いた本。取り立てて読む本ではない。要は本人の気持ち次第。
やました ひでこ
中学生の陸真と純也の二人と謎の女性円華が、陸真の父親の殺人犯を突き止めていくのが、非現実であるがスリルもあるし、謎だらけで面白い。脇坂刑事の警察の過去の暗躍を解き明かすところ、犯人が以外な人物なのに、どんどんと引き込まれて読みたくなる。AIやDNA鑑定やナンバーカードの国民の個人情報の問題も取り入れているところは、さすが東野圭吾のうまさ。また次の作品が読みたくなる。
トリカブトの花の栞に絡んだ学園物語。図書委員の男子生徒二人と栞に絡んだ女子生徒が謎を解き明かしていく、なかなか面白い作品。現実にはありえないストーリーだが、読んでいるうちに最終結末が気になり読み進んでいく。初めて米澤穂信の作品を読んだがなかなか面白った。
米澤 穂信
さすが知念実希人の作品。今回は凶悪なウイルスをテーマにした長編作品。かなり暴力的で激しい内容だが、読み出したら止まらない。ヴァリアントと言う非現実な超能力者、政界の歪な世界が出てくるが、今までにない空想の世界が描かれていて面白い。
知念実希人
主人公の利夫が可哀想だった。家族のことをいろいろ考えて、こんなに早く亡くなるとは思ってなかっただろう。妻の慶子との夫婦の関係、娘二人との家族の絆も良く描かれている。特に長女の由希子の結婚の問題も考えさせられる。結婚することが必ずしも幸せではない、最後は自分の信じる道で幸せになって良かった。
乾ルカ
橋田壽賀子のエッセイ。考え方、生き方が参考になる。読んでいても嫌味がなく、素直に受け取れる。さすが、名脚本家。
短編集だが、全くどれも良くわからないし、面白くない。架空の訳のわからないストーリーに読んでいて頭が痛くなる。宮部みゆきの作品は良くわからないし、理解出来ないのが多い。
宮部 みゆき
以前読んだことがあるみたいだが、最後まで読んでもなかなか面白かった。さすが東野圭吾の作品。
物に対して考えさせられる作品。忘れ物という何気ない物にスポットを当てて、その物に対してのいろいろなエピソードを通して生まれるストーリーに引き込まれていく。単なる物も人の気持ちによって宝物にもなるし、ゴミにもなるというのがよく分かる。 忘れ物センターの二人も優しいし、アルバイトを紹介したユウキさんも素晴らしい人達。登場人物の恵麻さんも過去の記憶が甦り、友達の美影さんとの強い絆も感じられて、最後は清々しい気持ちになる。乾ルカさんは、さすがこういうのが上手い。
なかなか面白い作品。一つの油彩画の贋作かどうかを巡り過去の未解決事件も明らかになる。大学准教授の香織さんの粘り強い調査で事実が徐々に解明されていくのに引き込まれて、どんどん読みたくなる。最後は、贋作だと主張した田崎氏が意図的だったのと、田崎氏を殺害したのが意外な人物だったのにビックリさせられた。
翔田 寛
よくわからない作品。仮想の小説。読んでいて理解出来ない。ありえないストーリー。結末もよくわからない。
佐々木 譲
なかなか読み易くて、最後は爽やかにさせられる作品。元警察官の祖父と孫が協力して、ボランティアで地域の人助けをしていく微笑ましいストーリーに引き込まれていく。祖父が孫をなんとか独り立ちさせようとして、時には厳しく、また優しく見守っている姿勢が読み取れる。最後は、行方不明だった高齢女性と女子中学生の家族が幸せになっていくハッピーエンドで終わり、この祖父と孫の関係性も良くなっていく感じが読み手にも伝わって幸せな感じになる。
堂場瞬一
全く面白くない作品。馬鹿げたストーリーだし、読んでいてもダラダラと訳のわからない宗教の話が出て来て、警察がこれを真剣に取り組むのが理解出来ない。途中から平将門や明治維新や挙げ句の果てに天変地異などついていけない。久しぶりに読んでガッカリした作品。
沖田と西川刑事の名コンビが事件を解決する作品。お互いを理解しているからか、上手く阿吽の呼吸で事件を解決していくストーリーに読んでいくうちに引き込まれていく。最後は過去の事件が一挙に解決していくのでスッキリするが、刑事は本当に大変な仕事だと思わされる。
闇祓という聞きなれない言葉に興味を持って読んだが、なかなか読み易く面白かった。独特の世界の小説で現実には起こり得ないことであるが、考えてみると、ある人が現れて根も葉もない噂が広がり、いろいろ問題が発生していくことは現実いくらでもありえる。作者は、現実社会に警告を発していると思われる作品。
辻村 深月
いつものように湯川教授と草薙刑事のコンビが事件を解決していく作品だが、小学校高学年・中学生向けの短編集なので読み易い。水晶や優待離脱などの科学的なテーマがあり、面白い。
東野 圭吾/うめ(小沢高広・妹尾朝子)
面白くないし、為にならない。 当たり前の本。
曽野 綾子
書いていることは当たり前のことしか書いてなく、読んでも為にならない。
橋田壽賀子の老後の本。さすが素晴らしい脚本家だけあって、読み易いし、言ってることも納得出来るし、為になる。老後について実体験を基に書いているので、説得力がある。老後について読んで考えさせられる作品。
題材は面白く為になると思って読んだが、結果的に当たり前のことしか書いて無くてガッカリさせられた。所詮この作者は世間から一歩離れた生活をしているし、内容も知り合いからの情報と自分の生い立ち、経験を基に描いているので広がりがないし、為にならない。題材だけで選ぶべきではないと感じた。
東野圭吾の古い作品だが素晴らしい。登場人物が二人しかいない中で良くこのストーリーを広げていったのにビックリ。ストーリーの中にいろいろな伏線の言葉が隠されており、最後まで読んでなるほどと思わせる素晴らしい作品。東野圭吾の作品をいろいろ読んで来たが、若い時からこの様な手の込んだ作品を書き上げていた、さすが天才小説家であると改めて納得した。
短編集の作品。小学校高学年・中学生向けで非常に読み易い。湯川教授と草薙刑事のいつものコンビで事件を解決していく。科学的な実験を通して事件を解決していくところが味噌。
空想の世界の物語で、最初はちょっと戸惑いましたが、読み進めていくうちに充分楽しめました。最後の結末も良かった。知念実希人さんは、医学的な作品の他にいろいろな空想の作品もあり、面白い。
初めて田村和大さんの本を読みましたが、なかなか面白かった。 ストーリーも緻密で、いろんな情報機関、組織が詳しく描かれていて興味深く読ませて頂きました。最後の展開もあっと思わせる結末でビックリさせられました。 また違う作品も読んでみたいです。
田村 和大
臓器移植をテーマにした知念実希人の作品。医学的な知識がないと犯人探しは難しいが、ストーリーが上手く考えられているので読み易い。どんどん引き込まれていき、最後にビックリする展開になる程と感心させられる。
約束とは何かとずっと読み進めていって最後に判明するが、哀れな人生、人間の一生を考えさせられる。 全体的に重苦しい作品で、読み終わった後もスッキリしない。 柚月裕子さんの作品にしては珍しくちょっと形態が違う作品。
柚月 裕子
柚月裕子さんの本にしては珍しく、いろんなジャンルの話が詰め込まれた短編小説。 それぞれの短編小説にオチもあるし、いろいろ考えさせられるテーマがある。 気軽に読み易い作品。
柚月裕子
罪と罰、加害者と被害者、いろいろと考えさせられる作品。 分厚い本なので読み応えがあり、中味が濃く、いろいろな登場人物が絡んで、ストーリーが練られた作品。 さすが東野圭吾の本。
医学的な知識が無ければ犯人の謎解きは出来ないが、どんどん読みたくなる作品。二人のコンビの掛け合いが面白い。
この作品は素晴らしい。コロナ禍で医療現場がいかに大変だったか、医療従事者がどれだけの熱意と頑張りでコロナと戦って来たかが良くわかる。 マスコミ等の報道では上辺しかわからないが、この作品を読み、現場の大変さ、疲労困ぱいしながら努力を重ねて来た医療従事者の方々の熱意が良くわかり、今更ながら頭が下がり、感謝したい。 感動の作品。
なかなか面白い作品。ガリレオ湯川先生の過去も明かされていく。犯人と草薙刑事、湯川先生の関係が上手く繋がっている筋書き作りが、さすが東野圭吾の凄いところ。二人の男の友情に感激する。どんどんストーリーに引き込まれていく。
さすが堂場瞬一の作品は面白い。次の展開がどうなるかとどんどん引き込まれて読んでしまう。最終的にはMETOの存在、犯人は暴ききれないが、続編が期待出来る。岩倉刑事の生涯をかけた追跡が楽しみである。
今まで知らなかったアニメの世界の作品。アニメが出来上がるまでの大変さ、チームワーク、情熱などは理解出来るが、登場人物が次から次へと出て来るので、理解するのが大変だった。
辻村深月
三つの事件の謎を医学的見地から解決していく、いつもながら天久鷹央の推理に感心させられる。医学的な知識がないとわからない部分もあるが、最後まで引き込まれて読んでいく。特に最後の事件は二人のコンビ解消の危機が迫るが、見事に解決して、ほっとさせられた。次の事件が楽しみな作品。
三兄弟が親の仇を打つ為に、いろいろ詐欺をしながら犯人探しをする非常に巧妙に仕組まれた作品。最後のどんでん返しもびっくりさせられる。さすがに東野圭吾の作品は読み応えがある。
図書委員の高校生の二人が謎解きをする物語だけれど、文章がくどすぎて、読みにくい。 無理矢理こじつけてる感じがして、途中で疲れて、リタイア。 最後まで読もうとする気持ちがなくなった。
都会から田舎へ移り、田舎を政治家になり改革していくストーリーが面白い。現実問題とすればあり得ない話だが、回りの人達に助けられて、頑張って行く姿勢にどんどん引き込まれていく。さすがに垣谷美雨さんの作品は読み易く面白い。
垣谷 美雨
池井戸潤の作品にしては、全く内容もなく、ストーリーもお粗末な本。話題のウイルスを題材にしているが、何にも科学的な信憑性もないし、結末もお粗末で何も感動もない。政治を馬鹿にしている。
政治家と新聞記者の一家の戦いの第二章。今回は政治家の田岡の企みで高樹一家が敗北する結果となったが、この両家の戦いはまだまだ続く。次の第三章でどう決着するか楽しみ。
医学的な知識がないと犯人に気がつかない作品だが、最後まで引き込まれて読んでしまう。 最後まで読んで、今までの伏線の事実に納得させられる。 最後にところで鷹央先生も怪物になりえるという文章に、なるほどと思わせられ、びっくりさせられる。
謎の宗教団体の実体を暴くと共に、病院の先生が殺された謎が明るみになり、最後まで引き込まれて読んでしまう作品。鷹央先生と小鳥先生の関係、謎解きが面白い。
田岡家と高樹家の戦い、祖父から孫まで託された長年の争いが結末を迎える。最後は孫たちが自分達の人生を選んで、祖父達の争いが小さな世界の中の争いだとわかる。 非常に読み易い文章でどんどん引き込まれていく、さすが堂場瞬一の作品は面白い。
植物の香りを材材にして繰り広げられる壮大な作品。着眼点が凄い。 オアレ稲という架空の植物を通して、帝国繁栄の継続の難しさ、香君と皇帝との関係、帝国と藩王の関係を上手く取り込んでいる。 作者の入念な準備、練り上げられたストーリーにどんどん引き込まれていく。
上橋 菜穂子
なかなか面白い本。読んで行くとお金の大切さ、節約の必要性が良くわかり、題名の「三千円の使い方」の意味が良くわかってくる。祖母、母親、娘二人と、それぞれの取り巻く人達を上手く絡ませて、読み易く考えさせてくれる。 初めて「原田ひ香」さんの作品を読みましたが、他の作品も読みたくなりました。
原田 ひ香
戦後のプロ野球発足の歴史を、日本とアメリカの野球選手の硬い友情を通して知ることが出来る。堂場瞬一の作品にしては非常に違ったジャンルを扱った本。
当たり前のことを書いているのであるが、読んでみるとなるほどと思う本。老後の生き方を考えるには参考になる。
和田秀樹
池井戸潤にしては、珍しく絵画を材材にした面白い本。相変わらず半沢直樹が銀行の組織に立ち向かい、最後はすっきりするストーリーにどんどんと引き込まれていく。
最後はもしかしてとは思っていたが、衝撃的な結末。いろいろと練り込んだストーリー。
同級生だった二人が、政治家を目指す人間と新聞記者という人生を選び、選挙を通じて対立する非常に面白い小説。最後は、今後の続編を期待させられる本。さすがに堂場瞬一さんの小説は読み応えがある。
80歳を超えたら好きなことをして、嫌いなことはしないで生き生きと生きていくことが大事だと思う本。薬も無理に飲む必要がないというのも面白い。老後の生き方を考えるのに適した本。
夫の浮気を疑うことから、妻と愛人が入れ替わるという非常に面白い発想。入れ替わった後どうなるかと思ったら、意外にお互いが上手くいくところにどんどん引き込まれていく。さすがに柚月裕子さんの素晴らしい文章、ストーリーに読書後すっきりさせられる本。
垣谷美雨
いろいろな作家が書いた短編小説。 最後の柚月裕子さんのは読み易く面白い。
呉 勝浩/下村 敦史
全く良くわからない本。 各章に分かれているが、全く繋がりがなく、最終章に入っても全くわからない本。 在色者、HPUが何かもわからない。
恩田 陸
空想の世界。 この様なことが現実に起るとは思えないが、読んで行く内に徐々にこの世界に引き込まれていく。 かなり長編なので読むのが大変だが、最後は爽やかな気持ちになれる。
恩田陸
さすが東野圭吾。 ストーリーが面白い。 タイムマシンに乗って来たように息子が現れ父親を立ち直らせていく発想が凄い。 父親の態度にイライラする。
以前書いた小説にしては、かなりウイルスに関して詳細に調べられている。 今のコロナ感染を予想出来なかった時代に、こういうウイルス関連小説を書いたのが面白い。 若い刑事が一人で真実に迫って行くところに引き込まれていく。
伊岡 瞬
文章の表現が残虐過ぎる。 ストーリーは凄いし、最後の結末も ビックリさせられるが、読み終わった後のスッキリ感はない。 問題提起しているのだろうが、ちょっと過激過ぎる。
松岡 圭祐
主婦の長年の夫との生活、苦労から決別するまでの苦労と心境を綴った本。 最後は離婚して自分の人生を取り戻して、生き生きと生きていこうとするストーリーにスッキリ感がある。
アイシャがどういう方法でオアレ稲の危機を救うのかが楽しみ。 香りを感じる能力をどう活かしていくのか。
各章が関連しているので、最初はわかりにくい。 後半になってやっと繋がりが理解出来るが、前の章を読み直す必要がある。
ホームレスについて考えさせられる本 最後はスカッとする
百田 尚樹
面白くない最後 ガッカリ 指輪のウンチクが多すぎ