Bookstand
Bookstand
汝、星のごとく

汝、星のごとく

凪良 ゆう

講談社

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。2023年本屋大賞受賞。

感想やレビュー

切なさと同時に強さも感じる。私たちは分かり合えない、しかし、「分かり合えない」ことを「分かって」いたら絶望しない。そして、一瞬でも「分かり会えたら」そこに一抹の希望や生きる喜びがあるはず、という作者のテーマが感じられた。

1

櫂と、暁美の絆に、涙😢北原先生の、心の広さも凄い。忘れられない一冊になりました。

1

切なく胸がきゅっとする本。 北原先生のような周りに幸せを判断されないでも自分がよければいい、という幸せのものさしはもっていたいな。

『流浪の月』でも感じたが、ドロドロと重いテーマをいとも美しく描く達人だなぁ。読みながら苦しいのに止まらない。なんじゃこりゃ! 人に依存せずとも人と助け合って生きる大事を胸に刻むと共に、生き方は自分で決めていいと背中を押してくれる力強さを感じた一冊。

ありがちな恋愛ものだが、面白かったかな

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう