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赤と青とエスキース

赤と青とエスキース

青山 美智子

PHP研究所

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作品紹介、あらすじ

メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画」。日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく。一枚の「絵画」をめぐる、五つの「愛」の物語。彼らの想いが繋がる時、驚くべき真実が現れる!仕掛けに満ちた傑作連作短篇。

感想やレビュー

一枚の絵を通して一つの物語が完成する。 とてもロマンチックで終始うるうるしながら読んでました。絵は例え、描き手とモデルがいなくなってしまったとしても人々に愛されてる限り永遠と生き続ける。そして観る人にそっと語りかけてくる。やっぱり絵っていいなと思った。

3

1枚の絵を通し繋がる人々の話かと思いきや… 思わず「ブラボー!」と叫びたくなった。 額と絵の関係についての描写が絶妙で何度も首肯したし、これからを思い描いていく未来…エスキースと人生を掛け合わせた内容には痺れまくった。押し寄せる余韻が半端ない。

3

最後らへんまで読んで、えーってなってまた少し読み直した。 状況がいろいろ変わっても、やはりこの人の側にいたいって思う人に出会えてることってすごいことだな。

3

一枚の絵画をめぐる5つの愛の短編集…と思っていたら、最後に意外な事実が!もう一度最初から読みたくなる、赤と青の物語です。

3

留学先での運命の出会い、帰国直前に描いてもらったよ絵画をめぐるいくつもの愛の物語り。そして31年後の二人。 今の自分と同じような年齢になった二人の心身の状況に共感できた。

2

レイとブー、そしてその二人が関わる絵画が中心となって時代の移り変わりを描く物語。絵というかわらないものと、人という変わるものの対比が儚く美しく、暖かい気持ちになる話だった。各章の物語にそれとなく関係が散りばめられているが、エピローグですべてが明確につながる。スッキリする終わり方だった。

2

いろいろな人への愛を描いた5つの連作短編集。第1章のレイとブーの話がエピローグでの伏線として書かれており、こことここが繋がっているんだ!と読み進めていくうちにすごくワクワクした気持ちになった。周りの人を大切に思う心を忘れず、意外なところに出会いは転がっていると思うので、一つ一つの出会いを大切に生きていきたい😊

ネタバレを読む
1

あるカップルの話。絵を中心に時代ごとに追っていく。つまらないと思いきや良かったかな。

一気に読める暖かい本

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