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らいかさんの感想、レビュー

瀬名秀明「ポロック生命体」読了。 AIにまつわる4つの短編集。 「負ける」「144C」「きみに読む物語」 「ポロック生命体」の4篇。 瀬名秀明さんはパラサイトイブから好きで、ブレインバレーもめちゃめちゃ好きだったなあ。 今回のテーマはAI。将棋、小説、絵画と芸術性の高いものに関して、AIはどこまで人類に近づけるか、もしくは人類を越せるのかと言った内容。 4篇の中ではやはりダントツに「ポロック生命体」が面白かった。確かに人間はピークの時ってのが必ずある。ずっとピークのままでいる人間は存在しないか、もしくは短命で終わってしまうのかもしれない。それに比べてAIはいつまでもピークのままでいられる。うーーん。考えさせられるなあ。そしてその未来はもう近いところまで来ているのかもしれない。 でもどうなのだろうか。AIがとんでもない傑作小説を書いたとして、それを普通に受け入れられるのだろうか。というよりおれは買うだろうか...

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