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うしおさんの感想、レビュー

ひとりぼっちは寂しい 消えないデジタルタトゥー、世間の目、私たちがどういう関係なのか、示す言葉は無い。「判定は、どうか、わたしたち以外の人がしてほしい。わたしたちは、もうそこにはいないので」 警察の冷たい取り調べのシーン、心臓を柔らかく包んで少しずつ血を塞き止められてるような圧迫感だった。はやく解放してくれ、はやく楽にしてくれ、誰かこの真実を知ってくれないか 「そんなものでは、救われてこなかった」 理解なんてできないとは思いながら、誰かを理解しようとして、でも、それが相手との溝を作ることになるかもしれない。そんなことは解っていながら、干渉する。 触れなくても良いものに、触れる。なぜだろう 真実は、当事者にしか解らない。それを公にすることに、なんの意味があるのだろう。 マイノリティは理解されない。理解されなくても良いと思っている人がいたら?理解しなくていいこともあるということを理解したい。

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