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君のクイズ

君のクイズ

小川哲

朝日新聞出版

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作品紹介、あらすじ

クイズ大会決勝戦。“僕”の対戦相手はなぜ「ゼロ文字正答」できたのか。興奮のクイズ・エンターテインメント。

感想やレビュー

初めて読んた作家さん! 主人公“僕”の謎解きが面白かった〜 あなたにとってクイズとは・・・!? クイズ(の世界)の本質に迫り、ワクワクドキドキもあって、楽しい読書タイムでした♪⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠) #2023本屋大賞ノミネート作品

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200ページ弱とそこまでボリューム感はないながらも、非常に濃い内容でとても読みやすく、面白かったです。 “クイズ”を題材としており、作中に出てくる問題を通じて知識を得ることができ、かつクイズ自体の本質や醍醐味も書いているので、色々なことを学べる一冊でした。

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クイズ研の主人公と芸能人のようなクイズ王 芸能人クイズ王は土壇場にきて、0文字押しを行い見事優勝した!! 納得いかないのは、主人公と周りのクイズ好き。 彼はなぜ0文字早押しができたのかについて主人公が探っていく。 彼の半生と自分の半生を追いかけながら、クイズ大会を生放送でやるために、自分に有利な問題、彼に有利な問題をバランスよく出してることに気づく主人公。 彼が告白する。いじめられていた過去を乗り越えるために答えた『ママ、クリーニング小野寺よ』しかし!実はクイズで今後の将来性が感じられないと早々に悟った優勝者は実はネットの世界で生きていくための話題作りをすでに考えていた。 内容的には短めの本だし、薄いから読みやすかった。 2023年一発目の完読した小説。

ネタバレを読む

安定の小川哲。一晩で読了。 魅力的な謎とスリリングな展開。謎に段階的に迫っていく手際の見事さ。 重厚な歴史小説からSF、ユーモア小説、そして本作のような純粋なエンタメ小説と、多彩ながら本格派の、今一番面白い小説を書く作家。

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