六人の嘘つきな大学生
浅倉 秋成
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
IT企業「スピラリンクス」の最終選考に残った波多野祥吾は、他の五人の学生とともに一ヵ月で最高のチームを作り上げるという課題に挑むことに。うまくいけば六人全員に内定が出るはずが、突如「六人の中から内定者を一人選ぶ」ことに最終課題が変更される。内定をかけた議論が進む中、発見された六通の封筒。そこには「●●は人殺し」という告発文が入っていたー六人の「嘘」は何か。伏線の狙撃手が仕掛ける究極の心理戦!
感想やレビュー
2022年本屋大賞(第5位)ノミネート作品★待望の文庫化★ 多くの読者とこのスリルを共有したいので、前情報なく楽しめるよう、あえて内容には触れませんが、二言で表すのなら「面白かった!展開が気になり一気読み!!」です☆彡 作中で描かれている年代と同時期、私も実際に就職活動をしていたため、当時のことを色々思い出すなど、少し切ない気持ちにもなりました(´ . .̫ . `)
最初から非常に面白かった。 登場人物が個性的で、先がどうなるか気になりながら読んだ
映画化するそうだけど、まあ、いいかも。
就職活動、自分を飾るのは仕方ない。みんな悪いところ、良いところがあるのも仕方ないと感じた。
個人的にはすごく面白いと思った小説。 ぜひたくさんの方に読んでいただきたい小説です。 この小説のすごいことは読み進めるにつれて主な登場人物6人の印象が変わっていくってことです。1冊読み終わるまでに6人の印象が二転三転するんです。 人が見る視点によって印象が変わる。それを見事に表現してます。 ひとりの人をいろいろな側面で見るから印象がコロコロ変わる。たぶん人ってそういうものですよね?例えばある人からはこの人はムードメーカーだと感じても、ある人からはこの人は空気が読めない人だとか。 犯人についても私にとっては意外な人物でした。でも告発文を用意した理由を聞いて気持ちはすごく分かりました。少なからず私も就職活動したことがある身。犯人の言いたいことも分かるんです。もちろんやったことは良くないことですけどね…。
二転三転して飽きさせない。もっと単純でも面白いかも。一面だけ見てわかった顔するなと言うことだ。
面白かった
就活時期によみたかった