ニックネームが設定されていませんさんの感想、レビュー
ニックネームが設定されていません
うーん。話題作の割には普通of普通
窪 美澄
文藝春秋
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スメルジャコフのキリスト教への責任について、すっごい屁理屈みたいだけれど、これに対する反論ってなかなかできないよね。宗教ってどこまで政治と一体化するのかというところもイワンの論文内容として面白い。
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/亀山郁夫
面白かった。和歌の読み方の解説なのですが、とにかくちょっとわかるようになってきたから本当に面白い。解釈の違いとか深読みし過ぎとか、でもそれも和歌の面白さと言ってのけてしまうところが、先生の懐の深さを思い知ることができる。
渡部 泰明
意外と全然ッ覚えてなかった。思い出すかな、と思いながら読んだのですが、多分特に初期の作品は全く理解できなくて、ただ目を通しただけだったのだと痛感。短編はちょこちょこ覚えてたけど、それもなんか結末とかは覚えてなくて、ガイドブックにはネタバレがあんまり書いてないからもう一度買わなきゃと思わされた。というかダンス・ダンス・ダンスは読んだと思ってたけど読んでなかったらしい。
洋泉社
何を言っているかわからなかった人も何人がいるけど、なんとなくわかったような気になった人もいる。サルトルの何にでもなれるというのが「存在と無」の無なのだということはわかったから、読んでみたいなぁ。あとデカルトの神はいるというのが「人間は有限な存在であるにも関わらず無限という概念を知っているから、それは神から与えられた概念だ」というとこには妙に納得。
シャルル・ペパン/永田 千奈