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二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ

二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ

古内 一絵

東京創元社

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作品紹介、あらすじ

新元号が発表された日、老舗映画会社・銀都活劇、通称“銀活”のDVD宣伝チームを率いる砂原江見は岐路に立たされていた。長く勤めた銀活が、大手IT企業傘下の映像配信会社に買収されることが決まったのだ。社内の雰囲気は最悪で、不穏な噂が飛び交っている。江見も一癖ある部下たちも、この先どうなるかわからない。それでも働き続ける自分は、銀活の名前が消えるまでに何がしたいのかー。すべての働く人にエールをおくる、傑作エンタテインメント!

感想やレビュー

シネマの世界で働くお仕事の本。 やっぱり、古内さん、すごい。

1

お仕事小説の王道的一冊。 登場人物の細かい人間ドラマの描写はなかなか面白かったし、垣間見得る映画配給会社の裏側も興味深い。 自分も誰かの潮目になれるような生き方ができたら…。 同会社を舞台にした前作はまだ未読なので読んでみたい。

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