近畿地方のある場所について(1)
背筋
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
はじめまして。背筋と申します。この本に収録されている様々な形式の文章は、オカルト雑誌に掲載する特集のために、ライターの私と、編集者で友人でもある小沢くんの手によって収集されたものです。それらは、近畿地方の「ある場所」に関連した文章です。私たちは、「ある場所」に潜む怪異の存在に気づきました。そして、調べを進める中で小沢くんが消息を絶ってしまいました。私は彼を捜しています。どうか皆さんこの本をお読みいただき、情報をお持ちの方はご連絡ください。
感想やレビュー
いわゆるモキュメンタリーとして、なかなかにうまく構成されている。でも所詮モキュメンタリー、リアリティはそれほどなく、作りものの範疇からは出得ない。ほんとにあるかも知れない、と思わせてくれるとより怖さが増したかも。
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