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森沢 明夫

小学館

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作品紹介、あらすじ

あなたが辛い時はいつでもそばにいるよ…。都内で暮らしている、恋に臆病なイズミ。引っ込み思案なのは誰にも明かしていない心と体の「傷」があるから。そんな彼女をいつも見つめているユキ。ひとつ屋根の下に暮らしながら言葉を交わすことはないが、イズミへの思いは誰よりも強い。もどかしい関係の「ふたり」の間に、新たな男性の存在が。彼はイズミの凍った心を溶かせる相手なのか、それとも傷つけてしまうのか…。激しく揺れるユキの気持ち。読み終わったあと愛おしさが溢れて止まらないハートウォーミング小説!解説は人気ブロガーで作家のめしょんさん。

感想やレビュー

咲希から借りた本。まず最初の雪の描写がすごくいいと思った。雪は白いのに、アスファルトと触れ合うことで正反対の黒を生み出す。この文言は人間にも当てはまり、深いと思った。またチーコ(の母)が言った人の心は傷つかないようにできていて、磨かれるだけ、という言葉すごく前向きで自分としても大切にしたいし、他の人にも知って欲しいと思った。そんな感じで読み始めてから3日程で読みきった。また再度読みたいと思う。

ちょっぴり切なさやもどかしさを感じつつも、心が澄む優しい物語。 金魚視点で見る人間世界の描写は斬新。 「傷ついたんじゃなく、磨かれたんだね。」 先月読んだ『ヒカルの卵』を思い出した。 誰かと一緒にそばに居て、心を通わせる事ができることこそ至極の幸せだよな。

始め、ちょっと読みにくくて眠気が勝ってた。 でも半分くらい読み進めていくうちに面白くなっていき、さすが森沢さんと思える名言もあり、惹き込まれていった。 まさかの展開に驚くとともに、幸せな気持ちで完読しました!さーてまた森沢さんの本読むぞー

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