Bookstand
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chiiiさんの感想、レビュー

強くあろうとしなくていい。弱くていい。どうやっても立ち上がればいい。 救い救われ生きていけ どうしようもない死を前にしたとき、ひとは立ち尽くして死者とまたつながれないかと苦悩する。死者との繋がりや記憶で救われることもある。けれど、絶望の沼まで寄り添ってくれて引き揚げて再び立ち上がらせてくれるのはいつだって同じ世界に生きているひとなんだ。 この本を読んで、死をまた意識して、エンディングノートを描きたいと思った。死ぬことを意識してではなく、生を意識して。

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