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kazuさんの感想、レビュー

45歳で仕事も家族も失った英雄は、株式会社タイムカプセル社という一風変わった会社で働くことになる。未来の自分に向けて書いた手紙を、数年~数十年後に配達することを事業とする会社だ。 配属されたのは『特別配達困難者対策室』。 仕事内容は、さまざまな事情で配達不能になった人たちに直接手紙を届けにいくというものだった。英雄は上司の海人とタッグを組み、2週間のうちに5通の手紙を届けるという任務につく。 各地で手紙の受取人と出会い、それぞれの人生に触れていく中で、英雄は自分の本当の気持ちに気づいていく。 喜多川泰さんの作品は今回初めて読むが、自己啓発本であり小説だそう…いわゆる『ザ・自己啓発本』という感じは全面には出ていない作品だが、読むタイミングではあとがきも含めて色々心に響く。 小説として『手紙屋』も読んでみたい。 浮かんだ役者さんは…。 海人―永瀬廉 英雄―大泉洋 麗子―今田美桜 社長―中井貴一

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