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らいかさんの感想、レビュー

今村翔吾「イクサガミ」読了。パッケージデザインと帯の推薦文に面白センサーが働き即購入。2冊同時刊行で「天」「地」となってたからおそらく天地人の3部作ではなかろうかと。初めての作家さんだけどさてさてどうだろと読んでみたのだが... うん、こりゃあれだなんというかもうほぼ漫画もしくはアニメだ。それもジャンプだわ。小説読んでんだけど映像が頭ん中でバンバン流れるわ。ほんでサクサク読める。腕に覚えのあるものを一堂に集め、首に一点を示す木札を配り、京都から東京までの点取り合戦。 通過点に関所があり、進めば進むほど点数が必要。主人公もやむなくこのゲームに参加するが、参加者の中に怯えているが確たる意思を持って参加している少女を見つける... ほら、もう、ね。王道でしょ。そして王道はやっぱり、面白いんだよ。とりあえず天を読み終えたけど、まあ曲者たちがわんさと出てきます。今回は序章だからまだまだ傑作とは判断できないけど、とりあえず続編に期待できるかな。いやしかし、今回の最後の無骨と右京の戦い... カバーデザインは石田スイさんでなかなかカッコイイデザインなんだけど、漫画化するのならやはりバジリスク書いたせがわまさきさんかなぁ。今村翔吾さんは山田風太郎賞も取ってるみたいだし。とそんな妄想は置いといて。 いざ地の巻へ!!

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