すだれさんの感想、レビュー
すだれ
北見先輩が格好良くて惚れる。 4年前の事件の大まかな概要は小説の半ばくらいで察しがつくのだが、細かな謎は最後の最後までわからなかった。悔しい。 全てが明かされる最終盤は無駄がなく緊迫感があって良かった。
織守 きょうや
文藝春秋
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異能を操る人々が突如出現した世界。その特殊な設定が見事に生かされた、ミステリーの傑作。 チームで事件を解決する展開も好みだった。
阿津川 辰海
『夜明けのはざま』のプロトタイプのような物語。連作小説。 本当に上手な作家だと、改めて惚れ惚れする。
町田 そのこ
幕末の時代の変わり目を生きる市井の人々が愛おしい、シリーズ第十弾。 桜田門外の変、水戸斉昭の死、ヒュースケン暗殺と、幕藩体制の揺らぎを感じさせる事件が起こるなか、料理人としておやすはついに一本立ちする。紅屋の台所で働くのはこれまで通りだが、奉公人から雇われ人になると待遇が違うのだな、と興味深かった。 女の料理人が珍しかった時代、おやすを守り育てようとする周囲の人々の温かさにほっこりする。
柴田 よしき
人生は美味しいものと本でできている。 珊瑚さんと美希喜ちゃんのバディぶりも好ましいシリーズ第二弾。
原田 ひ香