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花束は毒

花束は毒

織守 きょうや

文藝春秋

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作品紹介、あらすじ

かつての家庭教師・真壁と再会した木瀬は、結婚を控えた彼に届く脅迫状のことを知り、探偵に犯人捜しを依頼する。探偵・北見理花と木瀬の出会いは中学時代、彼女がもたらした「解決」は今も心に棘を残している。大人になった今度こそ、僕は違う結果を出せるだろうかー。100%騙される戦慄ミステリー!

感想やレビュー

手紙に違和感を感じながらも 後半、誰が何のために。誰だろうと 知らない方がいいこともやっぱりあるなぁと。世の中は知りたいけれど、知ったあとの自分に耐えられるのかということが沢山あって。知らないまま生きている方が生きやすいと思う。

ネタバレを読む
1

どっひゃ~…! 淡々と進むな~と思っていたらば、後半いきなりドカンッと雷が落ちて、気付いたら背筋も凍る猛吹雪。もうすっかり春なのに…(笑) ラストシーンでタイトルに納得。しかし、一体どうすることが正解なのかはめちゃめちゃ悩む。私には回答が出せませぬ。

1

北見先輩が格好良くて惚れる。 4年前の事件の大まかな概要は小説の半ばくらいで察しがつくのだが、細かな謎は最後の最後までわからなかった。悔しい。 全てが明かされる最終盤は無駄がなく緊迫感があって良かった。

読んでる間ずーーっと先輩を疑っていました。 善人ぶってるだけで強姦魔なのだろうと… その先輩を信じてる主人公にもなんで先輩を信じてるんだろう?とイライラしていたのですが… 信じられない最後でした!! とっても面白かったです。世の中にはまだ知らない新しい、面白い作品がたくさんあるんだなぁ!と思わされました。 どっちを選んでも正解にならないようなあのモヤモヤした終わり方もすごく印象的でした。

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