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かがみの孤城

かがみの孤城

辻村 深月

ポプラ社

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作品紹介、あらすじ

どこにも行けず部屋に閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然、鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先の世界には、似た境遇の7人が集められていた。9時から17時まで。時間厳守のその城で、胸に秘めた願いを叶えるため、7人は隠された鍵を探すー

感想やレビュー

とても面白ろかった!ラスト2つの正体!まさにびっくりだけど、感動。涙出た。私も城に行きたい

8

孤独や疎外感を感じる中学生7人が、光る鏡に吸い込まれ、とある城に集められる。招集したのはオオカミさま。 前半、読み手は中学生7人の関係性を想像することに注力する。物語のところどころに出てくるヒントを拾いながら彼らの状況を組み立てていく。 後半になって、本題である鍵の探索が始まる。読み手は童話になぞられた仕掛けをこころと一緒に解き明かし、最後は(マサムネがハマっていた)RPGゲームのような展開で一気に読了する。 こんなファンタジー作品だとは思っていなかった! 読み手がなんとなく想像していた状況が、エピローグで温かく描かれ、気持ちよく物語を読み終えることができた。 そういえば、物語前半でマサムネが『オレ、物語とかで泣いたの、ゲームが最初だもん』と言っているが、これも最後の闘いにむけたセリフだったのかも。 もう一度読むと、まだまだ気付かなかった仕掛けが見つけられそう。

7

すばらしい作品。伏線を回収しながら大団円を迎える展開。アニメ化しても面白いかもしれないけど、描写のリアルさは伝わらないかも。学生時代にぜひ読みたい作品。

6

面白かった。鏡の中に入る。

5

読み終わってからだいぶ経ちますが、とてもおもしろかったのを覚えています。辻村深月さんの本を初めて読んで、これ以後続けて同じ作者の本を探して読みました。

5

鏡の中まで入れて、時空や国境を超えた友達を作り、一緒に過ごせるなんてとても楽しそう。

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1

最後にどんどん伏線回収するところが、凄い。

1

ずっと読みたいと思っていて、やっと読むことができました! 時系列はなんとなくズレてるのかな?とは思ったのですが、喜多嶋先生とか、孤城やオオカミさまの正体とかわかった時に涙が止まらなくなりました。 みんながアキを助けたけれどみんなアキに救われていたんだねーっていう… すごくよかったです。 若い子に読んでもらいたい物語でした。

ネタバレを読む
1

いい話だった。 年月のズレはすぐわかったし、ある内容だなと思ったけどおおかみちゃん、きたじませんせいのつながりがあたたかくて、つながる物語、これぞ物語!って世界観がすてきだった。川畑先生がすきなのもわかる!ありがとうございます!

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