大倉れんさんの感想、レビュー
大倉れん
小説も、文字、配列他視覚要素必要な時代なのかと思った。 はじめのうちは、文体が軽薄なくらいに感じて好きになれなかったが、後半は綺麗な飾らない文章になっていた。感動とはいかないが、面白く感服した。 図書館で100番ぐらい待って読んだ本
杉井 光
新潮社
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戦争文学の金字塔と言われているらしい。 文章に高貴な美しさがある。 名刺主体の文なのだとか。 極限状態をこれほど読む者に現実味をもって迫ってくるのは、映画や絵画にはできないことだと思う。キリスト信仰のイメージがこの作品を底支えしていることに後半になって気づいた。
大岡昇平
イスラエルに住む高校生の女の子が瓶に託した手紙。それを手にしたガザの青年ナイームとのメール通信を軸に描かれている。 ガザの惨劇、イスラエルの怒り、互いの憎しみ合いという大きな捉えの中に、個の人間としての思い交流がある。2024年イスラエルとガザのハマスと戦争の終焉が見えない中、教えられることが多かった。
ヴァレリー・ゼナッティ/ふしみみさを
かぞえ歌のような文。魔女がスープの材料をノラネコ2匹、かかし3人、ゴブリン4人と会う人たちからもらっていって、、、。 タイトルとちょっとダークな絵から、怖いもの見たさにある手が伸びるのかな。 言葉も絵も、中身ももう一つ
ローラ・ルーク/S.D.シンドラー
メリーゴーランド いくつになっても好き
マーシャ・ブラウン/こみやゆう