大江戸恐龍伝(一)
夢枕 獏
小学館
作品紹介、あらすじ
物語の発端は、明和八年(一七七一)。平賀源内がゑれきてるを世に送り出す五年前のことである。時に源内四十四歳。高松藩を脱藩し自由の身となっていた源内は、大嵐のなか、肥後で巨大な龍骨化石に遭遇。その存在を暴こうと野心に燃える。同じ頃、遠州沖で一隻の船が遭難した。船頭たちは、漂流してやっとたどりついた島で、見たこともない巨大な爬虫類に襲われてしまうー。その後、大坂で円山応挙と共に龍の掌を見に行った源内は、それを祭る寺の法主から、その昔、龍の掌を龍宮から持ち帰ったという男の話を聴くことになる。
感想やレビュー
さもありそう❗