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犬がいた季節

犬がいた季節

伊吹 有喜

双葉社

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作品紹介、あらすじ

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。

感想やレビュー

八陵星高校で飼われることになった捨て犬コーシローを通して生徒達の友情を美しく描かれた物語🌸最初から最後まで桜がひらひら舞い散っる景色を感じながら読書 とても大好きな洪になった。 特に塩見優花と早瀬光司郎の人間関係にひかれた。

2

本人目線と犬目線で描かれていく青春物語。このとき相手はどうかな?っていつもなら気になるところを犬が教えてくれる。 犬にはバレている。。 甘酸っぱさや、友情、受験の葛藤、いろんな出来事を思い出した。もう一回高校生に戻りたいなー

1

コーシローと送った高校生活。その時代時代に青春や友情、切なさが確かに存在していて、読んでいて甘くふんわりした気持ちになりました。全てを締めくくるようなラストにキュンとしました。

読ませるわ、揺さぶるわ、痺れるわ…完全にやられた!私的には今まで読んだ青春小説でNo.1。間違いなく今月(今年?)イチ。 コーシローと共に駆け抜けた昭和、平成、令和と物語の時代が代わる度当時に心がタイムスリップして懐かしさも込み上げた。最終章も大満足。

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