
デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士
丸山 正樹
文藝春秋
作品紹介、あらすじ
仕事と結婚に失敗した中年男・荒井尚人。今の恋人にも半ば心を閉ざしているが、やがて唯一つの技能を活かして手話通訳士となる。ろう者の法廷通訳を務めていたら若いボランティア女性が接近してきた。現在と過去、二つの事件の謎が交錯を始め…。マイノリティーの静かな叫びが胸を打つ。衝撃のラスト!
感想やレビュー
手話通訳という仕事の他、コーダ等の専門用語や手話の種類等、新知識に触れ世界が広がったことが何より嬉しい。ミステリとしても良く練られていて面白かった! ドラマ化されるのがとても楽しみ。 ろう者や手話により興味を持つきっかけとなる一冊。