Bookstand
Bookstand
ロボット・イン・ザ・ガーデン

ロボット・イン・ザ・ガーデン

デボラ・インストール/松原 葉子

小学館

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に就くアンドロイドが日々モデルチェンジする近未来のイギリス南部の村。弁護士として活躍する妻エイミーとは対照的に、親から譲り受けた家で漫然と過ごす三四歳のベン。そんな夫に妻は苛立ち夫婦は崩壊寸前。ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけた旧型ロボットのタングを発見。他のアンドロイドにはない「何か」をタングに感じたベンは、作り主を探そうと、アメリカへ。中年ダメ男とぽんこつ男の子ロボットの珍道中が始まった…。タングの愛らしさに世界中が虜になった、抱きしめたいほどかわいくて切ない物語。

感想やレビュー

前橋にて劇団四季のミュージカルで観劇。 イギリス人のベン、その世界では旧型のロボット・タングのお話。 ベンは弁護士のエミリーと結婚しているが、両親を亡くしてから目指していた獣医師の夢も諦め家でダラダラする毎日。一方忙しいエミリーはそんなベンを見て小言が止まらない。 ある日、庭にボロボロのロボット、タングが現れる。旧型ロボットには用は無いと帰るまでに追い出すように話すエミリー。しかしタングはベンに懐き、いつの間にかいっしょに遊んでいた。そこで帰ってきたエミリー。部屋はタングが暴れてぐちゃぐちゃ。 両親の形見である屋敷に住んでいるが、そこの古時計が壊れることで喧嘩が勃発。エミリーは家を出てベンの姉の家に居候することに。 一方ベンはタングの命であるシリンダーが壊れかけていることに気づき、ベンを修理してくれる人を捜す旅に出る。 今度映画化するけど、この話をニノ主役でどうやるのか気になった。 特に主人公はイギリス人で途中で日本に来たりするけどどうするんだろう。 恋愛色強め。アメリカはちょっと過激なシーンが多かった。 タングの正体は心配してたけど思ったよりダークな話じゃなくて良かった。 ハッピーエンドなのも良かった。 天国の父親と母親が仲良しなのが泣けた。 後、わんこの話も。 アンドロイドに痛みを覚えさせて人を殺させ人間を超えさせるって怖いね。 怖いけど割と聴いたことあるから新鮮な怖さは薄かったかな。 歌は凄い。タング役が女性と男性だからタングが一人でハモッてて良かった。 映画版が気になります。

App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう