今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢
牧野 雅彦/ハンナ・アレント
講談社
作品紹介、あらすじ
人々を分断し、生活基盤を破壊し尽くす「全体主義」。格差が拡大し、民族・人種間の対立が再燃し、テクノロジーが進化を遂げる今日の世界、形を変えた全体主義が、再び現れる危険性はあるのかー。
感想やレビュー
全体主義と名付けたハンナアレント 、恐ろしい仕組みだと思った。人間には集団によって、残酷な判断をとることがある。真実、行為、漠然としかわからなかったけれども、いま、ソビエトとポーランドで起こっていることも当てはまるのかもしれない