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床下仙人

床下仙人

原宏一

祥伝社

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作品紹介、あらすじ

「家の中に変な男が棲んでるのよ!」念願のマイホームに入居して早々、妻が訴えた。そんなバカな。仕事、仕事でほとんど家にいないおれにあてつけるとは!そんなある夜、洗面所で歯を磨いている男を見た。さらに、妻と子がその男と談笑している一家団欒のような光景を!注目の異才が現代ニッポンを風刺とユーモアを交えて看破する、“とんでも新奇想”小説。

感想やレビュー

全4編の短編集。 当初ファンタジー的なノリなのかと思いきや、現代社会や家族の有り様を皮肉るシュールでメッセージ性の強い物語だった。突拍子もない発想やユーモアな切り口もお見事で、風刺が効いていて面白い。 特に私は最後の『シューシャイン・ギャング』の話が好きだ。

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