生と死をめぐる断想
岸本葉子
中央公論新社
作品紹介、あらすじ
人はどこから来てどこへ行くのか?治療や瞑想の経験、仏教・神道・心理学を渉猟し時間と存在について辿り着いた境地とは?がん体験から十余年。日本と自然の風土の中で、生老病死について考えたことを、平明に深く綴った書き下ろし作品。
感想やレビュー
難しい本だった。でもところどころ共感できるところがあった。ふっとした自然の尊厳を感じる時、そこは誰もがもつ感性の表出、日本人固有の観念など。わたしの時間は点のようなものだけど、深層におちて、全体に感じることができるのかな?