Bookstand
Bookstand
でぃすぺる

でぃすぺる

今村 昌弘

文藝春秋

Amazonで詳細を見る

作品紹介、あらすじ

雪密室の謎を解く鍵は『七不思議』にあるか?誰も読んだことのない怪談推理。

感想やレビュー

マリ姉の真相を突き止めようとする「ユースケ」「サツキ」「ミナ」 途中で出てきた魔女や町長、病院の若先生、図書委員など、一癖も二癖もあるような登場人物 突如何者かによって殺害されたマリ姉、、、 その後、マリ姉によって残された六つの都市伝説、、、 1つ1つの都市伝説を解き明かして行く中で、マリ姉の死の真相に迫っていき、少しずつ見えてくる「なずての会」という一大組織、、、 実はなずての会は怪奇なモノ(闇のモノ)と戦う組織で、町長も悪者かと思いきや子供たちと街を守るとてつもなく良い人で、最期の最期まで子供たちを守ろうとしてくれていた。 魔女もなずての会を封じ込めようといろいろと動いていて、最後には闇のモノを倒すことができ、マリ姉の真相も解明されて、なかなかにどんでん返しもあり楽しめた作品だった。 『屍人荘の殺人』以降、今村さんの作品はどれも楽しく読ませてもらっていて、今回も違うテイストで楽しめました!!

ネタバレを読む
App StoreからダウンロードGoogle Playで手に入れよう