
AX アックス
伊坂 幸太郎
KADOKAWA
作品紹介、あらすじ
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐために仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。物語の新たな可能性を切り拓いた、エンタテインメント小説の最高峰!
感想やレビュー
恐妻家の殺し屋
恐妻家の殺し屋“兜”の話。連載小説ということもあり、前半はこんなもんか〜という感じで、もう少し深く伏線でも入れた話が良かったなぁというくらいで、淡々と進んでいく印象。少しずつ面白くなっていき、終盤は一気に読み終えてしまう面白さであった。
殺し屋だが良き父親の兜。業から脱したいが許されない。 息子の克巳が仇を取る。
面白かった。親子の話
⭐️⭐️⭐️