あんこもちこさんの感想、レビュー
あんこもちこ
人間のクローンってちょっと気味が悪いけど、結末は会うべくして会ったって感じで、鳥肌が立った。鞠子のお父さんは、娘を助けるために先に外に出させて建物に火をつけた。それが、鞠子のお母さんがしたことと同じだと思った。
東野圭吾
集英社
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5/2読み終わり。 ロシア人の血を引く変わったお金持ち家族の、愉快な物語。登場人物それぞれの人生が1章毎に書いてある。
江國香織
4/22読み終わり。 3部構成の短編集。最初の望子の話はすごくすごく好きだった。小学生目線の母とその妹、大叔母と離婚してたまに会う父親、親友とのやり取り全ての細かい描写が、なんとも素敵で。父親が手を繋ぐ前の合図とか、親友との遊び(ごぼう)とか。大好きな江國さんらしい話。2番目はカラス目線の、最後は痴呆が入ってきた女性とその姪の話。
4/18読み終わり。石田衣良さんの本は初めて。この本を買った理由が分からないのだけど、図書館の本が予約でいっぱいで読む。45歳独身の版画アーティスト咲世子が17歳年下の男・素樹と出会って恋をするというもの。職場の昼休みに読む描写としては、不適切(笑)最後にくっつくのも納得いかないし、咲世子の旺盛なる性欲も気持ち悪いし。共感できなかった。
石田 衣良
4/12読み終わり。 やっぱり何度読んでも好きな本。専業主婦の陶子、花屋のミエコ、仕事もできるれいこの3人を取り巻く夫やその不倫相手の物語。誰が一番幸せなんだろうと考えると、やっぱり幸せを手に入れている陶子かなー。ミエコは自ら離婚したものの、寂しさに慣れずにいるし、れいこはかわいがっていた職場のバイトの子に夫(土屋)を奪われ…。元々の土屋の不倫相手の玲は、計画的に土屋の子を妊娠するも、土屋に嫌がられもう会えなくなるし…。紅茶とかおしゃれな料理とか、この小説の空間自体がステキすぎる。