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風と行く者

風と行く者

上橋 菜穂子

新潮社

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作品紹介、あらすじ

つれあいの薬草師タンダと草市を訪れた女用心棒バルサは、二十年前、共に旅した旅芸人サダン・タラムの一行と偶然再会する。魂の風をはらむシャタ“流水琴”を奏で、異界“森の王の谷間”への道を開くサダン・タラムの若い女頭エオナは、何者かに狙われていた。再び護衛を頼まれたバルサは、養父ジグロの娘かもしれないと気づいたエオナを守るため、父への回顧を胸にロタ王国へと旅立つが。

感想やレビュー

バルサの魅力と、物語が過去と現在を往き来することと、その伏線に、今回も驚かされ、楽しむことが出来た。 映像がありありと浮かぶ。 また、真の悪人は出てこず、それぞれがそれぞれの立場や思いで行動したことで、争いになっていたことが、最後は大団円になって良かった。 争いは不幸しか呼び寄せず、その連鎖を断ち切ることが為政者の責務ということは、プーチンに知らしめ改心させたい。

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