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密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック

密室狂乱時代の殺人 絶海の孤島と七つのトリック

鴨崎 暖炉

宝島社

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作品紹介、あらすじ

日本有数の富豪にしてミステリーマニア・大富ヶ原蒼大依が主催する、孤島での『密室トリックゲーム』に招待された高校生の葛白香澄は、変人揃いの参加者たちとともに本物の密室殺人事件に巻き込まれてしまう。そこには偶然、密室黄金時代の端緒を開いた事件の被告と、元裁判官も居合わせていた。果たして彼らは、繰り返される不可能犯罪の謎を解き明かし、生きて島を出ることができるのか!?

感想やレビュー

密室×密室×密室!!! ただ、ただ、密室の連続です。 葛白くんが中心となって、とにかく密室のトリックを暴いていく。 蜜村さん(完全密室の事件で父親殺し)の光速ピエロ探偵ぶりがすごかった。 また登場人物は、 社長の社さん、医師の石川さん、支配人のしはいさん、探偵の探岡さんなど、覚えやすかった。 アイドルの顔を持ちながら、殺し屋稼業のりりあが犯人であったが、さらにそこから完全密室(ドアノブにカプセルトイをカバーにしてる)が起きたとこは面白かった。 十戒を覚えたり、密室の15か条も興味深かった。 そして、最後のドアを交換するという大胆不敵なトリックは面白かった。 もう一作品出てるので、ぜひ読んでみたいです。

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