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輝彦さんの感想、レビュー

「本屋なんか好きじゃなかった」を読んでいたら、作者の日野剛広さんが紹介されていた本があった。「小銭をかぞえる」とういう、不思議な題名に見覚えが。「本屋の現在地」の中で、自由と本の店主の方が薦められていた本だ。 読んでみたくなり、丸善で購入。 しょうもない男が出てくる話だ。そのしょもない男に、20代の自分と重なるところがあることに、苦笑した。付き合った人たちは、こんな私の言動に呆れただろうな。と、思う。 あんなしょうもないことはできてた自分が、ちょっと羨ましい。 「本と自由」の店主さんは、今売りたい一冊としてこの本をあげている。「今から10年前か初めて読んだ西村賢太の小説です。こうやって生きてきた人がいる。救われたような気がしました。」

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