倒産続きの彼女
新川 帆立
宝島社
作品紹介、あらすじ
倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社・ゴーラム商会を救うため、弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産に導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことになった。ブランド品に身を包み、身の丈に合わない生活をしている彼女は、会社の金を横領しているのではないか。ところが調査を進めるさなか、ゴーラム商会の「首切り部屋」と呼ばれる小部屋で死体が発見され…。
感想やレビュー
なかなかスリリングだった。弁護士の役割も納得。
ちょっと過激で怖い 死んだり殺したり
主人公の女の子が男を立てたりっていうのが古いと思ったけど、何でもできる上司を羨んだり妬んだりの感情はリアルで共感した。事件の展開が早く次がどんどん気になる。主人公の実家もトラの餌食になっていたくだりはしんどすぎたし、生きて働け！の部分は泣いた。川村さんが好き。
ネタバレを読む
とても読みやすい 簡単なお話。 トラはちょっと雑かな。
