日本人はどう死ぬべきか?
養老 孟司/隈 研吾
新潮社
作品紹介、あらすじ
日本人の平均寿命は延び続けており80歳を超えた。だが、どんなに寿命が長くなっても、人間には必ず死が訪れるー。自分の死と他人の死は何が違うのか。親しい人の死にどのように向き合っていけばよいのか。定年後の生き方、理想の最期、葬儀、墓、時代を超え残っていく建築など、知の巨人二人が死について縦横無尽に語り合う。文庫化に際して特別対談「これからの日本人の死生観」を増補。
感想やレビュー
養老孟司さんと隈研吾さんの対談は、予想に違わず、とても興味深く、示唆に富むものであった。 養老さんの言う通り、死ぬことを恐れても、葬儀のことを思案しても仕方ない。気が楽になる。 隈さんの小径木を活用した建築思想は、日曜大工にも応用できる。