
孤虫症
真梨 幸子
講談社
作品紹介、あらすじ
「週に三度、他の男とセックスすることを習慣にして」いる主婦・麻美。彼女の不倫相手が、次々と身体全体に瘤のようなものを作って原因不明の死を遂げる。彼女自身の肉体にも異変が起こる。女同士の憎悪や嫉妬、母娘で繰り返される愛憎劇。一見幸せな主婦の誰にも言えない秘密とは…。
感想やレビュー
この作品にキャッチフレーズをつけるなら「エログロイヤミスの極み、ここにあり」かしら? あらゆる方向からパンチをくらい、なす術なくマットに沈んだボクサーの気分?強烈。笑 エロい、グロい、でも止まらない。 読了後の胸糞悪さも気にならぬほど私にとっては面白かった。