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夏の体温

夏の体温

瀬尾まいこ

双葉社

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作品紹介、あらすじ

夏休み、小学三年生の瑛介は血小板数値の経過観察で一ヶ月以上入院している。退屈な病院での日々。そんなある日やって来たのが、「俺、田波壮太。三年。チビだけど、九歳」と陽気に挨拶する同学年の男子だった。低身長の検査入院らしい。たちまち打ち解けた二人。壮太は、遊びを考える天才だった!-でも一緒にいられるのは、あと少ししかない。「夏の体温」(表題作)。「出会い」がもたらす「奇跡」を描いた作品集。中学国語教科書に掲載された掌編も収録!

感想やレビュー

病院に入院すると言うのが、どんな気持ちになるのか…子どもの心理が、そうなんだと、感じさせられた。同級生のチビなお友達、背が小さいことを何かでおぎなう明るい子に ハンデがあることを力に変える

2

入院って1週間しただけでも、あーーー家に帰りたいってなるから主人公は小学生でいろんな気持ちになるのは分かるな。いろんな葛藤がありながらも友達に会えてよかった。2つ目のはどうして腹黒と呼ばれるのか、良い人すぎて?嫉妬よくわからなかった。教えてくれ

ネタバレを読む

病院で長く入院生活を送る中で、3日間、主人公(瑛介)にかけがえのない友だち(壮太)ができ、それまではものすごく長い時間だったのが、一緒に楽しい時間を過ごすことで、あとこれしか遊べないんだ…という気持ちに変わっていくストーリー。自分自身も同じような経験があるため、当時を思い出しながら噛みしめて読むことができた。

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