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いつまでもショパン

いつまでもショパン

中山七里

宝島社

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作品紹介、あらすじ

ポーランドで行なわれるショパン・コンクールの会場で、殺人事件が発生した。遺体は、手の指10本が全て切り取られるという奇怪なものだった。コンクールに出場するため会場に居合わせたピアニスト・岬洋介は、取り調べを受けながらも鋭い洞察力で殺害現場を密かに検証していた。さらには世界的テロリスト・通称“ピアニスト”がワルシャワに潜伏しているという情報を得る。そんな折、会場周辺でテロが多発し…。

感想やレビュー

岬洋介シリーズ第三弾。 卓越な表現力による演奏描写は健在 で、終始優雅なピアノの音色が全身を駆け巡り非常に贅沢な時間だった。 特にノクターンの場面は読みながら胸詰まる思いとなり、音楽の持つ底力に感動。 前作の人物も登場する等嬉しいサプライズも。

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